手帳遍歴
手帳をつけ始めたのは中学生の頃からだったと思います。
雑誌の付録の手帳から始まった気がします。
日記は小学生の時に「赤毛のアン」をきっかけにモンゴメリの他の作品を読んで、「エミリーブックス(エミリー・バード・スターの成長を描いた3冊のシリーズ)」に感化されて文章を書くのが面白くなって書き始めていました。
が、手帳というのは人生に「予定」というものを組み込むようになってから必要とするもので、小学生まではちゃんと覚えていられた量の予定でしたが、部活動だの家庭での役割など、自分の生活に「予定」が外部から組み込まれることが多くなると、手帳が必要になりました。
それからずっと色々な手帳を使ってきましたが、1995年にMacを購入したことをきっかけに、まず日記がパソコンに移行しました。
その後Palm(パーム)という電子手帳が出たことをきっかけに手帳も電子媒体に変更しました。
PalmはiPhoneへ代わり、MacでしていたこともiPhoneやiPadがどんどん肩代わり出来るようになって、便利だな〜と20年以上電子媒体でなんでもしていました。
しかし、2022年からは日記も手帳も全て完全に紙媒体へ戻りました。
きっかけは自分が漢字が書けなくなっていたこと、だったと思います。
医療事務の仕事をしていますが、カルテも電子カルテになり、レセプトも紙で行っていたのがデータ提出になり、「書く」ことが益々遠ざかっていた頃、私は医師事務作業補助者になりました。医師の代わりに書類作成を行う事務のことです。
医師の代わりに患者が利用している任意保険の書類作成を一手に引き受けていました。
例えば、入院などを行った際、保険会社から保険金を受け取るためには、保険会社が用意した「入院証明書」を作成する必要があります。
介護保険を利用するためには「主治医意見書」を作成する必要があります。
それらの書類作成を医師に代わって代行し、担当医に承認を受けて完成させるのです。
電子カルテで作成することも可能のようですが、当院では患者が持参した用紙に手書きで書き込んで作成していました。
いっぱい書きましたね〜(笑)。
どのくらい書いたかというと、ボールペンの芯が2週間で終わるくらい。
学生の頃大きかったペンだこが小さくなっていたのに、だんだん巨大化していくのが分かるくらいでした。
たくさん文字を書いていたら、逆に書きたくない、と思いそうですが、何故か私は自分の私生活も紙媒体に戻ってしまったのでした。
私の筆跡はそんなに綺麗なものではありませんが、見慣れているからなのか、自分の文字列を見ているとすごく安心するのです。
私の筆圧はすごく高いので(万年筆が使えないくらいすごいです。ペン先がダメになってしまうのです。下手をするとボールペンもダメになります。ユニボールワンのボールペン好きなんですけど、ペン先をすぐにダメにしてしまって、インクが出なくなってしまうことが良くあります。)、肩が凝るんですけど。
現在、手帳は「ほぼ日手帳」を使っています。2023年からなので、新参者です。
ほぼ日手帳になってからは、日記もここに書いています。
すごく使いやすいです。
ちなみに2025年の手帳ももう購入したのですが、2025年は漫画ワンピースの手帳を使うことにしました。もう少しで完結するようなので。カバーは別物を使用しているので、外側からは全くわかりませんけど。
手帳を書くたびに文字を書くって楽しいな、と思います。
ついでに毎日の出来事をどんなふうに書き記そうか考えるのが楽しいです。
絵を描いてもいいし、写真を貼り付けてもいいし。
綺麗な配置で素敵に描けると満足感がすごいです。
iPadでも出来るようですけど、電気に頼るのがちょっと嫌(笑)。
iPad高価だし(笑)。
ということで、今日も楽しくいろんなペンを使って手帳を書くのが楽しい今日この頃なのでした。