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久しぶりのぎっくり腰

朝、出勤しようと立ち上がって鞄を取ろうと屈んだ途端、べきって音がして、腰痛発生しました。
久しぶりです。

人生で一番最大だった腰痛では、正月に救急車で搬送され3ヶ月間寝たきり状態だった、ということが起きたので、腰痛に対してちょっと認知がおかしくなっているようです。
今回の腰痛、痛いけど自分で動くことが可能だったので、「大したことない」と思ってましたが、すでに仕事に行けなくて4日目。比較対象が悪すぎましたね(笑)。
腰痛が来る前にお尻が痛いという前触れはあったのですが、油断していました。
体重も増えてきてたのにな〜(笑)。

3ヶ月寝たきり入院していた時は坐骨神経痛もひどい状態で、座ることも出来ませんでした。ちゃんと足がついているのに、筋肉が落ちているわけでもないのに、立つことが出来ないというのはすごく不条理なものを感じていました。
入院していても良くならないし。
痛みで夜も眠れなくて、食欲もなくて、3ヶ月の入院で10キロ以上体重が減りました。体重が減ったせいもあったのか、手すりにしがみつきながらトイレに一人で行けるようになったところで無理やり退院しました。
で、処方されていた薬を全部飲むのをやめて、ネットで調べた筋膜リリースをしてくれるペインクリニックへ通院することにしました。
ペインクリニック初診時にもすぐ入院を勧められましたけどね(笑)。まともに歩けていなかったから。でも、退院してきたばかりなんです〜と言って、通院しました。家族に通院を頼んでいましたから、迷惑かけましたね〜。
入院していても着替えだの持ってきてもらわなければなりませんでしたから、あまり変わらないと言われましたけど。

ペインクリニックも2ヶ月通院しました。
少し改善しましたが、痛みはしつこくしつこく残っていました。
医療ってこんなものなのか、と病院に20年以上勤務していた医療従事者が本気で絶望しましたね。

そんな経験があって、緩消法を習いに坂戸先生のところに行ったり、らせん零を習いに米澤浩先生のところに行ったりしました。
自分が元気になるだけではなくて、私みたいに医療機関に行っても治らない人がたくさんいることを知ったので、そういう人の痛みを何とかしたい、と考えたからでした。

緩消法を習い出してすぐに新型コロナウイルスの流行が始まり、業務命令で東京には行けず、緩消法セミナーは途中で中断してしまいました。
なので、あれから5年以上も経過しているわけです。
あの頃のことを忘れつつある私に、「お前は何がしたかったんだ?」と言われたような気がします。

あの腰痛入院から私の生き方はだいぶ変わりました。
最初は痛みを取ればいいと簡単に思っていましたが、痛みの原因は単純なものではなくて、自分の生き方そのものを見直さないと、またその痛みはやってくるのだということを勉強して知りました。
そこで「健康」とは何かを考えていたら、片付けをすることが大事、自分を知ることが大事、常識だと思い込んでいたことを見直すことが大事、ということにどんどん意識がスライドしてきました。

痛みを通じて自分をもっと知るべきだということなのかもしれません。

起こる出来事は、必ず私にとっての意味があります。

と言ってもこの4日間はずっと「痛い〜」と寝て過ごした日々でしたが(笑)。
あ、でも良く眠れたかな。
普段は一日5時間くらいの睡眠ですが、この4日間は8時間近く寝た気がします。

もう仕事に復帰できそうですが、仕事の仕方とか、今後私は何を大事に生きていくのか、今一度心に聴いてみたいと思います。


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