見出し画像

ドキドキとワクワクのあいだで

初めてのことに挑戦する時はいつだってドキドキ。
思いも寄らないことが起こったら、もはや心臓はバクバク。
それでもまったく物事に動じず、ワクワクと進んで行ける人もいるのだから、なんとも羨ましい限りだ。
同じことをするにも関わらず、その感覚の違いはなんだろう。
様々な経験や、その人の度胸や性格なども関係するのだろうけれど、そのストレスの差は大きいと思う。

おばちゃん達が集まってのおしゃべりはなんとも、
声がでかい!!!
周りなどお構いなしに盛り上がっている姿は、ある意味羨ましい。
おばちゃんが群れたら怖いものなんか何もない。
高齢化社会のおばちゃん達。
今日も絶好調。元気だ。

歳をとったらひとりでも行動できるおばあさんになりたいと思う。
ひとりでも充分楽しめるようになりたいと思う。
孤独そうな姿が哀れに見えるかも知れないが、そんなことは気にしない。
もはや他人に気を使うことなく、自分が行きたい所に行ったらいい。
自分が食べたい物を好きなだけ食べたらいい。

昨年の暮れ、家の近くにラーメン屋さんがオープンした。
連日の行列が今でも続いているので、きっと美味しいに違いないとずっと気になっていた。
しかし並んでいるのは男の人ばかり、たまにカップルや家族連れがいる。
女ひとりは勇気がいる。
かなりハードルが高い。
私はドキドキとワクワクの中で揺れる。
並ぼうか、やっぱりやめようか。
そうやって店の前をウロウロ何度か通り過ぎていた。
よし!今日は並ぼう!

注文はどう言ったらいいのだろう?
何かルールや暗黙の掟があるのだろうか?
どうやら水とレンゲはセルフサービスのようだ。
とりあえず水とレンゲを持ってドキドキ待つ。
狭いカウンターだけの席には男の客しかいない。
皆、黙々と大盛りのどんぶりと向き合っている。

そんな中で、「野菜、ニンニク、脂増し増しで」と言っている自分がいた。
ドキドキが消えワクワクが勝った瞬間だ。
そして私もやってきた盛り盛りラーメンを黙々と食べる。

こてこてラーメン旨し。
マスクがあって良かった。
ニンニクプンプンの帰り道。
ひとりで良かったと密かに思う。
今度は、チャーシュー増しにしよう。

老後はひとりでも、私はきっと充分楽しめるだろうと思う今日この頃。


さくらくっきい


お茶にしましょう
おやつも桜満開
さくらくっきい
テーブルの上でお花見楽しんでいます
今日はきれいな緑色の緑茶にしましょうか


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?