見出し画像

マイホーム購入で得たものは土地建物だけじゃなかった

こんにちは!
働き方に悩むミドサーワーママのゆむむです。

あっという間に12月ですね。
今年わが家は、人生で一番大きな買い物をしました。
マイホームです。
80坪の土地(田舎!)と35坪の新築住宅を手に入れました。
わたしは家庭菜園を始め、夫は書斎にこもり、子供たちは家を駆けまわり。各々がマイホームライフを満喫しています。

今日は、今年買ってよかったものナンバーワン!マイホームについてお話します。

マイホームを購入するまで

きっかけ

わたしたちは結婚以来ずっと、2LDKのアパートで生活していました。
夫婦で暮らすには十分でしたが、子供が大きくなるにつれて手狭に感じるように。
もう少し広いところで暮らしたいなぁと、戸建ての賃貸を探しはじめました。
なかなか見つかりませんでしたが、ある日不動産屋のホームページで新着物件を発見!さっそく電話をかけました。

ないのなら 建てたらたらいいよ マイホーム

希望の学区ではないけど、半年探して見つからないんだから、こだわっていても仕方がない。意を決して内見を申し込みました。
ところが。
「実は先にお申し込みのお客様がありまして…。」
な、なんだってー!?
先に申し込まれた方がキャンセルされたら私たちに回してくださるとのことでしたが、うまくいくわけがありません。あえなく玉砕です。
その晩の夫婦会議で、マイホームを購入する方向に舵を切りました。

そしてはじまる新生活

そこからは家づくりの勉強をしながらモデルハウスをめぐり、最終的に2社に候補をしぼりました。

当初は「とにかくコスパよく家を建てたい!」と思っていたわたし。
無難な間取り、ほどよい価格のハウスメーカーを推していました。
それに対して夫は、「それじゃ賃貸と一緒じゃん。」と。
た、確かに…。
賃貸住宅の代替として始めたマイホーム購入でしたが、打ち合わせを重ねるうちに、「わたしたちにとって良い住まいとは?」と考えるようになっていました。

最終的に、「どう住みたいか」を一緒に考えてくれた地元工務店で家を建てることになりました。

マイホーム購入で手に入れたもの

かくして、マイホームを手に入れたわたしたち。
自然素材の家は心地よく、こだわりの和室はお気に入りの空間です。家事動線も抜群で、毎日快適に過ごしています。
そしてマイホーム購入に関係して、思わぬ副産物を手に入れました。

1.お金の知識

数千万円の住宅ローンを前に怖気づき、お金の勉強を始めました。
そして、お金や時間に対する考え方が大きく変わりました。

まずは家計の見直し。なんとなく貯金をやめて生活防衛資金と目的別貯金に仕分け、余剰資金で資産運用を開始。固定費も見直して、家計に余裕ができました。

また、自己投資や今を楽しむためのお金も使い始めました。
これまでは将来が怖くてひたすら貯金していましたが、時間もお金と同じくらい大切。
今しかできない経験にお金を使うようになりました。

今も継続して、FP3級の資格取得に向けて勉強中です。市役所の業務で得た知識が、思いのほか役立っています。
次は簿記にも挑戦してみたいです。

2.ミニマリストを目指すようになった

新居の収納計画を立てるために荷物を整理すると、あまりにも持ち物が多くてびっくりしました。
使っていないもの、数年着ていない服、はいていない靴が、クローゼットを占領していたのです。

いつか使う日は…絶対にこない!
引っ越しを機に大量に断捨離しました。

おかげで、新居の収納にはかなりゆとりがあります。余白は大事ですよね。おうちも気持ちもすっきりします。

買い物をするときも、「それは本当に必要か?消費なのか?浪費なのか?」と問いかけてから購入するようになりました。

家を大切にしていきたい

日本家屋で育ってきた我々は、和室が大好き。
そこで、わが家の和室は昔ながらの工法で作ってもらいました。
最近の家は和室があっても簡素だったり、そもそも和室を作らないことも多いそう。
そのため、わが家を担当してくれた若い大工さんは、本格的な和室を作るのは今回が初めてでした。
念願かなって和室の工事を任された彼は、師匠に教わりながら、嬉しそうに作業されたそうです。
彼にとって思い出の現場になったのかなぁと、嬉しく思いました。

彼だけではありません。
工務店の方々、銀行の方、大工さんほかいろんな職人さんたち。
たくさんの人たちの力で、わたしたちの家は完成しました。
登記簿に載っているのはわたしたち夫婦の名前だけど、わたしたちだけの家じゃない。
家づくりに関わってくれた人々への感謝の気持ちをこめて、この家を大切に守っていこうと思いました。

#買ってよかったもの

この記事が参加している募集