目黒でイマーシブ体験!百段階段の夏の夢物語! あおひと君の週間アート情報 7/15~7/21 展覧会レビュー「和のあかり×百段階段2024」文化財「百段階段」

展覧会レビュー
7月5日~9月23日 和のあかり×百段階段2024 ~妖美なおとぎはなし~ ホテル雅叙園東京 文化財「百段階段」(目黒区下目黒)
https://tokyo-live-exhibits.com/pug_tkmgr_hotelgajoentokyo/

暑い中、先日、JR目黒駅より歩いて3分くらいのところにある、ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」で7月5日より開催されている、和のあかり×百段階段2024 ~妖美なおとぎばなし~を見に行ってきました。

ホテル雅叙園東京の一角にある百段階段は、前身・目黒雅叙園の3号館として1935年、昭和10年に建てられた木造建築です。2009年に、東京都の有形文化財に指定されている建物です。登り階段にそって大広間7つがしつらえられています。

それぞれの部屋は、絢爛豪華な装飾と絵画で彩られ、 "昭和の竜宮城"とまで言われました。美人画の大家、鏑木清方も一部屋(清方の間)を担当しています。

現在、百段階段は文化財に指定されたため、いっぱんに公開してより多くの人々に鑑賞してもらう目的のために、年3~4回のアートイベントを開催しています。
今回の、和のあかり×百段階段2024 ~妖美なおとぎばなし~は、2015年から始まった夏の企画で、今回で9回目になります。

企画スタッフが架空のおとぎばなしを設定、そのストーリーをもとに展覧会が構成されています。

まず会場に入ると、架空の旅亭「雅楼」から古い巻物が発見されるところから始まります。竹取物語、陰陽師安倍晴明出生説話で有名な葛(クズ)の葉伝説、天女の羽衣(てんにょのはごろも)など、巻物に綴られた不思議な物語をテーマにしたアート、工芸作品を7つの部屋に展開。

日本全国から40名ほどの作家、工房などが作品を展示。会場音楽を担当したヨダタケシ氏の曲とともに、美術館やギャラリーとは、ちょっと違ったイマーシブな美術鑑賞が楽しめる展覧会になっています。ホテルでは、浴衣を貸してくれたり、展覧会とランチをセットで楽しめたり、色々なサービスも用意していました。


ちなみに百段階段と言いますが、実際は、99段だそうです。その理由は、100段だとそこで終わってしまう。もう一段あるから、まだ上がれる、希望があるという思いを託したのだそうです。

アートも希望です!希望があればこそ、1段でも2段と、もっと上に登っていこうとするエネルギーが湧いてくるのですから。あおー

アートは本物を直接、見るのが一番です。

アートは希望です!感動はエネルギーの源です!

またチャンネル登録、高評価もよろしくおねがいします。


-----展覧会情報7/15-7/21

7月17日(水)~9月8日(日) 創建1200年記念 特別展「神護寺 ― 空海と真言密教のはじまり」 東京国立博物館 平成館(台東区上野公園)
https://tokyo-live-exhibits.com/pum_tktt_nationalmuseum-heiseikan/


7⽉19⽇(⾦)~9⽉1⽇(⽇)Art Squiggle Yokohama 2024 横浜⼭下ふ頭(横浜市中区)
https://tokyo-live-exhibits.com/event_knyk_artsquiggleyokohama/


7月20日(土)~10月9日(水) 大地に耳をすます 気配と手ざわり 東京都美術館 ギャラリーA・B・C(台東区上野公園)
https://tokyo-live-exhibits.com/pum_tktt_tokyotobijutsukan-gallery/


7月20日(土)~9月23日(月・振) つくる展 TASKO ファクトリーのひらめきをかたちに 茨城県近代美術館(茨城県水戸市)
https://tokyo-live-exhibits.com/pum_ibrmt_ibarakimodernartmuseum/


7月20日(土)~9月8日(土) 企画展「にんぱくの人形修復~文化財を未来へ~」さいたま市岩槻人形博物館(さいたま市岩槻区)
https://tokyo-live-exhibits.com/pum_stmstm_iwatsukiningyomuseum/

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