台北のバリアフリー
今日は、車椅子の高齢者と台北の街中を散歩しました。公園やデパートなど、近所を一通り回ってきました。「車椅子はどこを通ればいいか?」という視点で見ると、なかなかうまくできていると感じました。昔と比べてはるかによくなっており、力を入れて改善してきたことがうかがえます。
台湾の街中の建物には、亭子脚という昔ながらのアーケードがしばしば見られます。以前は、お店の前が「なわばりの主張」なのか、他の場所とはあえて高さを変えてあり、歩きにくいというイメージがありました。しかし、今やそういった障害はだいぶなくなり、平坦で通りやすくなっています。思い返せば、2017年の台北ユニバーシアードを境に、インフラの整備が劇的に進んだように感じます。
もちろん、「市内どこでも車椅子で通れる」というわけではありませんが、今日巡った範囲に限っては、車椅子が「ここで引っかかる」「それ以上進めない」ということがなく、ストレスなく散歩することができました。