心理的ブロックを解除するための注意点
先日の記事を書いた後、気づいたことがあったので補足です。
大きすぎるチャレンジは逆効果
前回書いたように、私は数年前、アメリカでマニュアル車の運転練習をし、挫折をしました。その結果、ただでさえ苦手意識があった車の運転が、さらに苦手になりました。
これ、いまなら分かりますが、「最初の一歩」が大きなチャレンジ(=難しいチャレンジ)過ぎました。
冷静に考えたら分かりますけど、日本でさえ運転経験がない、運転に苦手意識があるペーパードライバーが、
いきなり右側運転の道路を、左ハンドルの車、しかもギアの入りが悪い古いマニュアル車を、サインも全て英語表記の異国の地で運転するって、ハードルが高過ぎですよね。
問題なのは、こういう高すぎるハードルを設定すると、苦手意識が強化されてしまうということです。
せっかく頑張って挑戦したのに、むしろ逆に、「やっぱり難しい」「やっぱりできない」「やっぱり怖い」と、心理的ブロックを強化してしまったら、意味がないどころか、事態を悪化させてしまいます。
昭和的(土の時代的?)、努力・忍耐・頑張る思考の刷り込みにより、修行癖がある人は、
「痛ければ痛いほど効果がある」
「苦しければ苦しいほど成長する」
「ハードルは高ければ高いほど良い」
というような、ストイック思考に支配されていることがあります。
あるいは、効率思考に支配されいる人は、「一発で大きなチャレンジをした方が早い」と考えるかもしれません。
(どちらも過去の私です(苦笑)
しかし、やっぱりそれはもう古いやり方なのだと、実体験から痛感しました。
自分の内側の男性性を育てる時にも、「北風と太陽」が効果的。
そういえば、箱根駅伝連覇で有名な青学の原監督も、「楽しむこと」を最優先にする指導で知られていますよね。
とにかく、小さな子どもを育てるように、優しく、忍耐強く、小さなステップを踏んで、挑戦させてあげる。
そして、「やったぁ!」「嬉しい!」「できる!」という、小さな成功体験をたくさん積み重ねさせてあげる。
心理的ブロックを解除する上では、その「小さな成功体験」の積み重ねが、とにかく大事。挑戦の大きさではない。
何度も、何度も、「できた!できる!」を自分に体験させてあげること。
人は、「できた!」という時、嬉しくなるもの。
こうやって、苦手分野がどんどんなくなり、自分を信じて、行動できる分野が増えたら、人生は、どんどん、楽しくなる。
望む現実に挑戦し、それを実現していける。
楽器の演奏とか、自分の好きなことでお金を稼ぐとか、語学の勉強とか、ダイエットとか、不動産投資とか、車の運転とか、ダイビングとか、海外移住とか、留学など、本当はやりたいけれど、自分には無理、と諦めていること。
あるいは、今まですでに挑戦したことがあるけど、ダメだったから諦めた、ということも、今一度、このやり方「超小さなベイビーステップで、自分に成功体験を積み重ねる」で挑戦させてあげると、必ず克服できると思います。
一度きりの人生。
自分に優しく、自分の可能性を最大限発揮し、望む人生を自分でクリエイトしていきましょう🥰💖
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