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つれづれなるままに

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日々写真、日々呟き。雑記帳。
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二人暮らしの高齢両親と還暦ムスメ

人物紹介 父92歳。 脊髄小脳変性症による足の不自由と言語の不自由ありの車椅子生活。 要介護2。呂律は回らないがおしゃべり大好き明るいマイペースじいさん。 デイサービスでも人気者(らしい) 母87歳(もうすぐ88)。 腰椎狭窄症と変形性腰椎症により歩くのにやや不自由あり。 要支援2。心配性なわりに時に大胆。思い切りはよい。 いまだにGパンを履く若いつもりのおしゃればあさん。 娘(長女)、60歳。 夫婦二人暮らし。 ウェブの仕事に携わる。ほぼフルタイムに加え、在宅ワークもこな

大晦日の日のお楽しみ

2023年のお正月は着物で。 洋服は着ながらちゃちゃっとコーディネイトしていくけれど、 着物はそんなことをしていると着付けに時間がかかってしまうので、 事前にどれとどれを合わせようかなとゆっくり考える。 そんな時間はとてもワクワクするもので・・ お正月に着る着物を決めながら、 ふと子供の頃の大晦日を思い出した。 家族で家の中で作ったおせちをいただきながら、 カルタしたり百人一首やったり、、(古っ笑) そんな風に過ごすことが多かったけれど、 それはやっぱり特別なハレの日で。

左利きと着物ルールと

もう着ないから処分しようと思って。着るなら持って行って。 なんとなく処分しちゃうのはもったいなぁ、普段着で着てみたいなぁと、 母から譲り受けてきた小紋や紬の普段着着物たち。 数年そのままになっていたのですが、最近着るようになりまして。 もともと母が仕事の関係で着物に携わっていたこともあり、 着方などまったく習ったことはなかったけど、多少の馴染みはあったので 着付けはユーチューブでさくっとお勉強の自己流。 還暦間近になって、マイブーム真っ盛りとなり、普段着としてガンガン着てい

その先に見えるもの

「あなたの写真はモノを撮っていないよね」 そんな言葉で、え?そうなの? いや、モノに惹かれてシャッター押してるんだけど。 心の中でちょっと反発しながら(笑) でもあ、そうかと妙に心にストンと落ちた。 そもそも強い思い入れで写真を撮る割には、 写真は見る人が自由に物語を描けるようなそんな余地を残したい。 そんな風に思っていた。 そしてそれは1枚より組み合わせたほうが、より自由な物語を生み出せるのではないか? そこに3枚組写真という見せ方がこれまたストンと落ちて、、 ト

2匹の猫と思い出と。

21年間の猫との思い出。 その中で2匹と暮らしたのは10年間。 ひとりでお留守番する兄ちゃんが寂しくないように。 そんな理由からお迎えしたチビ。 6歳まで人間の愛を一身に受けていた兄ちゃんが、突然やってきたチビを受け入れるまでには時間がかかったし、相性が合わないのではないか? もらってきた動物病院に戻す、という夫に、もうちょっとだけ、あと1週間どうしてもだめだったら、、と粘った。 1週間の期限、ギリギリ。私ももう無理か、、少し諦めモードにはいっていたある日、、 取り込ん

少しの孤独と心の開放と

なぜインスタから遠ざかっているのか。自問したときにひとつ見えてきたものがあって、、自分が本当にみたいもの、大事にしているものを残し、インスタのフォローを思い切って整理した。 まぁ遠ざかっている理由はそれだけではないんですけれどもね。 それはまた別のお話なのでここでは割愛。 そして当然のことながらフォローを外したことでフォローから外されるという事象も発生。わかっちゃいたことですが、それはそれでなんとなく<孤独感>も味わうもんだな、と(笑) 何かを整理するということは<孤独

自分の好きを貫くこと

自分の「好き」や「やり方」を変えることは難しい。 そしてそれを貫くということもまた難しい。 そのやり方じゃダメ。それはダメ。 経験からそんなことを教ええてくださるのは有難いと思う。 なので、もちろんそのお話には耳を傾けるし、あ~そうだねと思ったことは積極的に取り入れていく。 でも、自分がなんか違うなと思ったことは絶対相容れない。 相当の頑固者ということは自覚している(笑) じゃどうする? 結果を認めてもらえばいい。 単純なことだけれど、でもそうなると<認めてもら

その仕事を選んだ理由

うーむ。このお題にちょっと考えこんでしまった。 もうすぐ人生の第2ステージという岐路に立ち、 今の仕事は本当にあなたのやりたいことですか? 人生の後半このままではいいのですか? などということを、たぶん本当はちゃんと考えなくてはいけないのだろうとは思うのだけれど・・ そもそも私はこういう人になりたい、という立派な強い意志もなく、 仕事もただなんとなく成り行きに任せ歩んできたし、これからもそれでいいかな。 ダメダメスタートから始まった社会人生活 ゼミの単位を落としそう

ただいま。

駅から徒歩5分。自然豊かな自然、集う生き物たち。 そしてたくさんの笑い声。 水、木々、生物、人。 すべてがバランスよく共存しているそんな場所。 子供の頃から変わらぬ光景。 いつでもここは笑顔に溢れている。 変わらぬ穏やで優しい空気にほっと心が解き放たれる。 私にとってここは「ただいまの街」 いつまでもこの光景が続きますように。 そしてここで過ごした子供たちが、大人になったとき、 また同じようにそんなことを思ってくれたら嬉しいなと思う。

枯れ花図鑑

昨夜NHKで放映されていた「図鑑作家・奥山 久が親子三代で気まま旅」。 https://www.nhk.jp/p/bs1sp/ts/YMKV7LM62W/episode/te/5RQW81P4P8/ 「だってさ、咲いてないときの図鑑がないからさ。わかんないよ。」 図鑑作家としてもう何冊もの本も出しているおくやまひさしさんがどうしても見たかったというお花が季節はずれでその特徴的な姿がなく間違えてしまって出た言葉に膝ポンポン(笑) そうなのよ。枯れもの図鑑欲しいわぁと撮り始

フリーペーパーのようなフォトブック

写真は紙で残す。残したい。 とはいえ・・ 写真集となると、伝えなくてはいけないとか作家でなくてはならない、とか何かこう意気込みすぎてしまいハードルが高し、でなかなか取り組めない。 そもそも私、普段そんなこと思いながら写真撮ってないし。 ファインダーを覗いて、あ、ステキ♬とシャッターを切る。 そんな時間が楽しいし幸せなだけ。 でもそんな風にあ、で撮った写真たちが誰かの心に何かを届けられたらうれしいし。という極めて凡人的な発想しかなく。 あ、ステキ♬と思って撮った写真を解

無限大の宝箱

一眼レフで写真を撮り始めてから、10年ちょっと、メインの撮影範囲はご近所半径5キロ圏内。しかも一番多いのは半径500m、場合によってはその半分もなかったりなどという写真生活なわけですが・・ その半径250m圏内でもあれ?と気がついていなかったものもたくさんで。気が付いていないというより、変化のないようななんでもない毎日でも、実はちょっとずつ景色も空気も心も変わっているんだなということをカメラを持って出かけてみると感じます。 何もない、思い込んでいるだけ。 素敵はどこにでも

小さな小さな旅のはじまり

都心まで快速で30分。 高度成長期、当時サラリーマンの住む街とし新たに発展してきたその街は、今次の時代に入ろうとしている。 自分の年齢もあるのだろう。 高架になり変わりゆく駅とその周辺を毎日眺め利用しながら、 なんとなく昔はこうだったなと思い出すことが多くなったなと思いはじめたころ、街のデパートとして街の顔だった西友が閉店すると知った。 子供の頃たくさんの思い出をくれた西友、 なくなる前に撮っておきたい。 そんな思いが芽生え、閉店間近の西友に許可をいただき、中を撮影

街とスナップと人と

あるコミュニティの投稿が目に飛び込んできた。 街とスナップと人と。 肖像権云々より、撮られた人の気持では?と思う。 撮った本人の気持なんて撮られた人にはわからない。撮られた本人の気持ちも撮った人にはわからない。 どう受け止めるか微妙な1枚。だったらそこの擦り合せは撮った人撮られた人で必要ではないかなと思う。 だってね電車は公共の場ですからってこんなの撮られててしかもどこかにアップされてるんだと思ったら少なくとも私は怖くてしかたないです。 そこを無視したやりとり、攻