2匹の猫と思い出と。
21年間の猫との思い出。
その中で2匹と暮らしたのは10年間。
ひとりでお留守番する兄ちゃんが寂しくないように。
そんな理由からお迎えしたチビ。
6歳まで人間の愛を一身に受けていた兄ちゃんが、突然やってきたチビを受け入れるまでには時間がかかったし、相性が合わないのではないか?
もらってきた動物病院に戻す、という夫に、もうちょっとだけ、あと1週間どうしてもだめだったら、、と粘った。
1週間の期限、ギリギリ。私ももう無理か、、少し諦めモードにはいっていたある日、、
取り込んだ洗濯物の1枚のタオルの上に2匹がちょこんと並んで座っているではないか!大丈夫、確信した。
あの日のことはたぶんずっと忘れない。
それからも仲が良いのだか悪いのだかわからない微妙な距離加減を保ちつつ、2人と2匹の生活が穏やかに続いていた。ずっとこの温かな時間が続くのだと思い込んでいた。
そんなある日、チビが突然旅立った。
10年目のまさかの出来事。
兄ちゃんと違って病気もしないし、手間もかからない子だった。いや、手間がかからないと私がたぶん思い込んでいただけ。
ずっと兄ちゃんに遠慮していたし、そんなこともストレスだったのかも。
何もかもが後悔だらけで、旅立ってからずっとPCに残った写真を見るたびに、ごめんね。そんな思いが残っていた。
それから11年。チビの分まで兄ちゃんは長生きしてくれた。
チビの時のような後悔だけはしたくない。
そんな思いもあって最後まできちんと兄ちゃんに向き合った。
ちゃんと「ありがとう」とその旅立ちを祝えた。
兄ちゃんを看取って2年が過ぎた。ふわっと猫との暮らしが思い出になりつつあって、やっとチビに、「ありがとう、楽しかったよ」と心から言える自分がいた。
そして2匹との楽しかった思い出をちゃんと一つずつ思い出したいなと思った。
↓期間限定ニャンスタ、2匹との思い出をつづっています。
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写真が尽きたらオシマイ(笑)
もっといっぱい撮っておけばよかったな。