自分に時間を使わないなんて、もったいない|『マイタイム』
ドタバタする毎日の中に、ちょっとだけで良いから、自分の時間が欲しいなぁと思っていた頃に読んだ一冊。
なんとなく「自分の時間をとることは贅沢なこと」「自分勝手なこと」なんて思ってしまうことありませんか。
別に何か言われたわけでもないのに「夫に子どもを預けて出かけるのは、なんか悪い気がする」と思ってしまう罠。少しずつ練習はしているんだけど、でも今でも100%解放されているかというと、そうではないよなぁ。
だからこそ『マイタイム』を読みながら、うんうん、この時間はワガママではなくて、必要な時間の一つだなと考える癖をつける練習です。
『マイタイム』を手に取った理由
オシャレな表紙に惹かれたというのもあるんだけど、何よりも帯の言葉がグサッ。
『社員でも、親でも、妻でもない、‘’自分”になれる時間ありますか?』
私にとっては、こうやってnoteを書いたり、Stand.fmで音声配信をとったりする「クリエイター・タイム」が重要なマイタイム。
でも、そうやって手を動かす時間だけじゃなくて、もっと考えたり内省する時間も必要だよなぁなんて思って、手に取りました。
『マイタイム』からの気づき・学び
フィンランドでは「自分」を優先するように言われるのだそう。一方で、私たち日本人は「自分優先にするのはワガママ」と捉えられてしまうことが多いきがします。
この箇所を読んだときにパッと思い出したのが、飛行機に乗った時に最初に流れる非常時のムービー。まずは自分の酸素マスクをつけてから、子どもや周りの人が酸素マスクをつける手伝いをしましょう、って流れるアレ。
自分が呼吸ができるようにならないと、つまりゆとりがない状況で、人に手を差し伸べようとしても上手くいかないもの。だからこそ、まずは「自分」を大切にする。
『マイタイム』から取り入れたこと
毎日の生活がドタバタしていると、自分の時間を確保したいなんてことも考えなくなってくるもの。だからこそ、定期的に「最近自分の時間をとっているかな?」と考える癖付けをしています。
改めて、過去の自分の記事を見てみたら、色々な方法で挑戦していたみたい。
その時によって、カフェに行くゆとりがある時期もあれば、今のように授乳中であまり家を出れず、おうちの中でのマイタイムという時期もある。
家族の形や仕事のスタイルはどんどん変わっていくものだから、そのシーズンに合わせた、色々な「マイタイム」の取り方を選択肢として持っておくのは大切だな。
『マイタイム』をおすすめしたい方
そんな悩みを持っている方って、たぶん毎日を全力で頑張っている人なんだと思う。社員である自分や、ママである自分。妻である自分。クリエイターである自分。いろんな自分がいて、とにかく走り回っている方。
「いや、そんな時間とれないんだって」と言いたくなる人ほど、一度立ち止まってマイタイムを取ると良いと思う。頑張っているつもりでも、実は横に進んでいて、前に進んでいないのかもしれないから。
仕事や家族に対して、いつも頑張っているんだもん。一週間に1回だけ、一日の間の15分だけ、自分時間をとるのは、全然ワガママじゃないよ。大丈夫。