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#day2 - 歌いながらの、飾りつけ。
ブログマス2日目です。自分のnoteを開いたら、可愛らしいクリスマスのサムネイルが並んでいるというだけで、ちょっと嬉しい。
ブログマス、やってみようかなぁ?という方、ぜひ一緒にやってみませんか。1,2日出遅れたって全然大丈夫。数回だけの参加でも大丈夫。
なんとなくバタバタした日常に「クリスマスに向けたわくわく」を取り入れて、書き残せたら幸せかなぁって。
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さてさて。ブログマス2日目は、私のクリスマスの思い出を。
私の実家には、家族で一番背の高いお父さんよりも大きなツリーがある。父の仕事の都合でイギリスに住んでいた時代からの、大きな思い出の品。
子どもたちが幼い頃にイギリスで数年を過ごしたとあって、実家では「ヨーロッパ式のクリスマス」が大好き。年末・年始よりも力を入れるのが、クリスマスという環境で育った私たち。
単純に「父方の実家で過ごすお正月」よりも「家族ですごす暖かいクリスマス」の方が、母にとって楽しかったんじゃないかなぁという推測もあるんだけど。
なんにせよ、私たち家族にとっては、イギリス時代の良き思い出と、クリスマスの習慣が定着しているのです。
ちょうどこれくらい、12月の頭の週末に、物置から大きなツリーの入った段ボールと、オーナメントの入った段ボール2つを取り出してくるのが毎年の習慣。
毎年見る段ボールを見るだけでもウキウキするし、すると父がウキウキしながら年に2回くらいしか登場しない「クリスマスソングのCD」(そう、これまた20年くらい使っているCD)を取り出してきて、CDコンポで流し始める。
Joy to the world!が流れる頃には、飾りつけ担当の人達の気分も絶頂。調子に乗って音楽の音を大きくしすぎて、「ちょっと音が大きすぎ」と母が小言をいうのも、これまた毎年のこと。
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段ボールに入ったオーナメントは、家族で旅行に行ったたびにあちこちで買い足したものたち。物心がついたころからずーっとあるリンゴもあれば、たしかチボリ公園に行った時に買ったものもある。
子どもたちが成長していくのと同時に、オーナメントたちも着々と年季が入っていて、段ボールをあけるたびに、いくつか手が取れてしまっていたり、持っている楽器が見当たらなくなったり。
一番上には結構リアルなエンジェルを飾るんだけど、それだけはいつも背の高いお父さんの役割。だったはずが、子どもたちが育ったことで、私の弟が担当した時もあったり、私がやらせてもらったこともある。
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その年によって「飾りつけ担当」に参加したい人は変わる。昔は、兄弟全員でぎゃあぎゃあ言いながら飾っていて、すると背の低いところにしか飾りがつかないから、母がこそっと上の方に移動させていたのだとか。
子どもたちが中高生になった頃から、少しずつ参加者が減ってしまったこともある。犬を飼い始めた初年は、おしっこをかけられそうだからと、泣く泣くクリスマスツリーを出すのは諦めた年も。
社会人になった頃には、大学生の兄弟たちが家にあまりいなくなって、私と母だけで飾りつけをしたこともあったっけ。なんだかセレモニー感がないなぁなんて嘆きながら。
そうこうしているうちに、妹は飾りつけに戻ってきてくれて「家族」っていうのは、こうやって集まったり、離れたりするもんだなぁ…。と感じたっけ。
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常夏の国に暮らして7年目。
ということは、私が最後に「飾りつけ担当」に参加したのは、気づけばもう7,8年前。ルワンダ移住の前年度だから、結構前になってしまった。
まだ結婚する前の「彼」だった夫を連れて、初めて家族行事に参加してもらったのが、「我が家のクリスマス会」。おそらく緊張しただろうに、犬の毛玉が散らかっていて、古典的なクリスマスソングが騒がしく流れて、家族がぎゃあぎゃあと昔話をしている空間に参加してくれたっけ。
そろそろこの時期を狙って、日本に帰れたらいいなぁと思いつつ、今年も逃してしまった。
多分、父と母の二人が、あの埃だらけのCDを引っ張り出してきて、ツリーを飾っているに違いない。もしかしたら、妹がふらっと立ち寄って手伝っているかもしれない。
でも、なんとなくあのワクワクした空間が恋しくて、その空気感を自分の子どもたちにも味わってほしいなぁと。
いや、自分たちでツリーを買えばいいじゃないというのもあるんだけどね。なんせ、常夏な国でクリスマスっぽくないからさ。
あとは「実家のツリー」が自分の中では完璧で、その思い出を超えるツリーは手に入らないと思っているからかもしれないなぁ…。
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そんなことを思っていたら、昨日の記事にコメントを頂きました。
『私が小さい頃は庭に本物のモミの木を植えていて、クリスマスが近づくと(親が)装飾していたな〜と思い出しました』
庭にモミの木!?そんな贅沢なことあるの?というか日本でモミの木が植わってるって?と驚いてしまいました。
トロピカルな国に住んでいる我が家には、今アボカドの木と、コーヒーの木が育っている。うむ、ちょっと飾ってみようかしら。
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