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結局みんな、自分の子が一番かわいい

夫の実家にお世話になって1週間以上が経って、行動範囲が少しずつ広がってきた。

子育て支援に力を入れている街ということもあり、小さな公園やら児童館やら、子供の遊び場がたくさんあるとても素敵な場所。

そんな中で「お天気がいまいちでも遊べるスポット」を見つけたので、3駅モノレールに乗ってお出かけをしてみた。

児童館のような設備とともに、ただひたすらジャンプができる大きなアトラクションがあって、たくさんの子ども連れがやってきていた。

こういう「公共の設備」があるってすごいなぁと感心しながら、息子がひたすらジャンプしているのを眺める。

ただジャンプしているだけなのに、笑顔が止まらない息子を眺めながら、ついこちらもマスクの下でニタニタしてしまう。

でも、これじゃ”お母さんも楽しい気分ですよ”ということが息子に伝わらなそう。いかんいかん。息子と目が合いそうな時は、定期的にマスクをさげる。

気づけば1時間くらい飛び跳ねていて(すごすぎる体力!)汗だくになりながら、仲いい女の子を見つけて手をつないでいるのに微笑ましくなりながら、ぼんやりと座っていたのだけど。

たぶん、みんな自分の子が一番かわいいって思ってるんだろうなー

そう思ったら、なんだか周りにいる「保護者」まで気になり始めてしまった。

積極的に子どもに話かけてる人もいれば、ぼーっと眺めてる人もいれば、もちろん別のことをしてる人もいれば、親同士で喋ってる人もいる。

ビックリするぐらい子どもと目つきが一緒の人もいれば、写真を撮りまくる人もいれば、立ちっぱなしで抱っこ紐の中の二人目をゆらゆらし続ける強者もいる。みんな、「親業」頑張ってるなぁ。

そんなことを思いながら、アトラクションの外側にいる保護者チームを眺めては、狂ったように飛び跳ねる子どもチームを眺めたりして過ごしていた。


正直なところ、私は「子どもはみんなかわいい!」みたいな愛情溢れるタイプの人では全くない。

というか、もっと正直なことをいうと、親になる前も後も、他人の子どもをかわいいと思うことは滅多にない。

そんな子どもに対して超淡泊な私でさえ、5~8人くらいの子どもがジャンプしているのを眺めながら、「うちの子が一番かわいいなぁー」と思ってしまんだから、母ちゃん脳とは恐ろしい。

最初の妊娠が分かったときに「ここまで子どもが得意じゃない私でも、母ちゃん業できるかしら?」と不安になった私。

母業3年半もやっていると、じわじわと「母ちゃん」になってきているのかもしれないなぁ。


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asa|minimalish life
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