変形支持体のサンプルをさらに増やしました。
個展のお打ち合わせには、変形支持体のサンプルたちも連れて行く予定です。
今まで木で2種類つくってきました。
素材を木に決める前も試行錯誤しました。
もう1種類、用意したかったのですが、なかなか着手できませんでした。
今日、えいっと取り組みました。
今回は、自宅で手ノコで切断しました。
形状ではなく、手法の話になってしまいますが・・・これはやはり難しいと思いました。お打ち合わせに向け、難しさを言語化しておきます。
まず、粉塵が気になります。私は今、とても狭いところで生活していて、そんなに場所を選べません。PC(今、このnoteを書いています)のそばで切りました。なるべく離れて切りました。木のいい匂いがしました。私は、この匂いが好きだと思いました。
いや、そうじゃなくって、と突っ込むもうひとりの自分もいました。こんなに匂いがするということは、鼻のところまで木の粉が到達しているわけで、だとするとPCも危ないのでは?目に見えないくらいの粉塵なら、余計に危ないのでは?と思いました。今でもかすかに木のいい匂いがしています。つまり、このPCのそばにも木の小さな小さな粉体たちがやってきているに違いないのです。
それから、騒音も気になりました。手ノコとはいえ、ある程度ギコギコ言います。隣人にはどのくらい聞こえているのだろう?そしてそれは迷惑ではないだろうか?と思いました。
もっとも、隣人も色々な音を聞かせてくれるので、私は普段静かすぎる方かもしれず、たまには音を発したっていいのかもしれませんが・・・。
それから、今回直線のカットでしたが、予め描いた線の通りに切ることができませんでした。曲線はさらに難しいでしょう。
それから、体力がもちません。1枚切ったら、手がガクガクで、もうその日は何もできなくなりそうでした。少なくとも、2枚目を切る力は残されていません。今、ちょっと震える指で文字を打っています。とはいうものの、毎日1枚切っていくうちにだんだん鍛えられていくかもしれません。しかし、鍛えられたころ、支持体づくりは終焉を迎えるかもしれないのです。
あと、体力と関係ありますが、材の固定が難しいです。テーブルの上のものを移動させて、場所を確保しました。これはいくら自宅でできるとはいえ面倒だと思いました。また、そうやって模様替えをしても、たいしてスペースを確保できるわけではありません。
そして、ようやく手に入れたテーブルの一隅で、今回は材をなんとかつかまえたり押さえつけたりしました。これが体力の消耗を加速させた一因かもしれません。
しかし、自宅で加工できるのは便利だと思いました。いつかそのうちピッタリの方法を見つけて、自宅でごくごく小規模の木工をできるようになりたいです。
もし今回の形状の提案が採用されたくさんつくることになったら、クマノコのようにしようと思います。
ホームセンターの工作室を借りる方法もあるかもしれませんが、そんなことをしている時間があったら描画した方が良さそうです。それに、工作室はなぜか店員さんと間違えられ話しかけられるのであまり選択肢に入れたくありません。それに、ハンズの方のほうがキレイに切ってくださるに違いないのです。石の粉同様、この部分は専門家にお力添えいただくのが良さそうだと思いました。
とはいえ、ハンズまで行くのは時間もお金もかかりますし、加工にもお金がかかるので、もし、変形支持体の出展が必要な場合は、その分、作品の販売価格を調整していただけたらとも思っています。それに、円形でも既に変形支持体なのですが・・・。
とにもかくにも、今回の切断は小さな成功体験にはなりました。6.5cmを2本というほんの少しのものでしたが、自分で切ることができ良かったですし、楽しかったです。それに、切ったらもう、手に入っているので急ぎの場合は助かります。依頼するとどうしても即日持ち帰りが難しかったり色々あるので・・・。
あとやはりEMARF(エマーフ)も気になっていますが、結局今の今まで試すことができていません。本家で初心者向けには「inkspace」が推奨されていたので
いつかそのうち相性を確認してみたいです。せめて見積もりができる段階まで進みたいです。もしくは、再びIllustratorを解禁にするか・・・。
ちょうど、ラフの案をこれ以上思いつかない状態になっていたので、気分転換にもなりました。あと少し、ギリギリまで取り組んでお打ち合わせに行ってきます。
ありがとうございます。それでは、また。
その後です。
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