子どもと考える情報セキュリティ『フェイクニュースを見分ける方法』
こんにちは、ちいパパです。
子どもにも分かりやすいように、身近な情報セキュリティとしてインターネットの安全な使い方や大切な情報を守る方法などを紹介します。家族みんなで楽しく学んで、ICT機器やインターネットを安全に使いましょう!
1. フェイクニュースの事故事例
ある日、中学生のA君はSNSで「○○市の学校が閉鎖された」というニュースがトレンド入りしているのを見つけました。A君はびっくりして、複数の友だちにすぐにその情報を共有しました。しかし、その情報は後で間違いだとわかり、みんなが混乱することに・・・実はそれはフェイクニュースだったのです。インターネットでは誰でも情報を発信できるため、時には事実と異なる情報が広まってしまうことがあります。
2. フェイクニュースとは?
フェイクニュースとは、わざと間違った情報を広めたり、事実をねじ曲げたりして伝えられるニュースのことです。誰かをだましたり、特定の考え方に人々を誘導したりするために使われます。フェイクニュースは、見た目では本当のニュースと区別がつきにくいため、気づかないうちに信じてしまうことがあります。
3. フェイクニュースを見分ける5つのポイント
フェイクニュースを見分けるために、以下のポイントを意識してみましょう。
1. 情報の出どころを確認する
ニュースがどこから発信されているかを確認しましょう。知らないサイトやSNSアカウントからの情報は信じすぎないように気をつけましょう。
2. 他の情報源と比較する
他の信頼できるニュースサイトでも同じ情報が出ているか確認しましょう。複数の情報源から確認することで、正しいかどうか判断しやすくなります。
3. 感情に訴える内容に注意する
怒りや不安、驚きを感じるニュースは、冷静に考えずに信じてしまいがちです。感情に強く訴える内容は、まず一歩引いて、落ち着いてから確認しましょう。
4. ニュースの日付を確認する
古いニュースや既に解決済みの出来事が再び出回ることがあります。ニュースの日付を確認して、今の情報かどうかをチェックしましょう。
4. 保護者の方へ:フェイクニュースから子どもを守るために
子どもたちはSNSやネットニュースを通じて大量の情報に触れていますが、その中にはフェイクニュースが混じっていることがあります。フェイクニュースを見分ける力をつけるためには、日常生活で以下のことを意識してお子さんと一緒に取り組んでください。
オープンなコミュニケーションを大切にする
子どもが見たニュースについて、気軽に話せる環境を作りましょう。「このニュースは本当かな?」と一緒に考えることで、情報の信ぴょう性を確認する習慣を身につけさせることができます。批判的思考を教える
ニュースを鵜呑みにせず、なぜその情報が正しいと思えるのか、裏付けとなる根拠を探す力を養いましょう。信頼できる情報源を選ぶ大切さも話し合うとよいでしょう。メディアリテラシーの重要性を伝える
インターネットの情報は必ずしも全て正しいわけではないことを強調し、正しい情報にアクセスするためのスキル(メディアリテラシー)の重要性を教える機会を持ちましょう。
5. フェイクニュースにだまされないために
インターネットにはたくさんの情報があるけど、その中には間違った情報もたくさんあります。ニュースを見たときは、一度立ち止まって「本当にこれが正しいのかな?」と考えてみてください。すぐに信じず、他の情報もチェックしてみることが大切です。困った時は、一人で悩まず、家族や先生に相談するようにしましょう。正しい情報を見分ける力をつけて、インターネットを安全に楽しく使いましょう!
最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
次回は「ランサムウェアってなに?」です。
これからも、安全なインターネットを使い方を親子で一緒に学んでいきましょう!
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