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康本雅子『全自動煩脳ずいずい図』KAAT 神奈川芸術劇場
再演のダンス公演。
赤ん坊と性愛がクロスしたり?冒頭に赤ん坊の泣き声がセクシー声に変質しかけるみたいな声をダンサーたちが出してスマホに録音していたので、後で使うのだろうなあと思ったら、案の定最後にその録音音声を流していた(舞台の冒頭で録音したものかどうかは実はわからないが)。
出演者は服を脱いで水着のような格好になるのだが、一人脱がない人がいて、黒子的にも働くような立ち位置。
激しい曲に乗って痙攣、振動するような動きが魅力的で、腰つき(腰振り)がかなりセクシーなダンサーもいた。などとつい思いつつ、そのへんも含めて、なんだか牧歌的な古くささも感じた。
上演時間は長く感じ、少し飽きた。