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イギリスのコートールド美術館・研究所のサマースクール美術史オンライン講座の感想まとめ
ずっと受講してみたかったイギリス・ロンドンのコートルード美術館・研究所のサマースクールの美術史講座。今年は初めてオンライン開催となり、日本にいながら参加することができました。
1講座5日間、始まってみればあっという間です。
事前資料のリーディングは全部はこなせませんでしたが、計10本約10時間の講義動画の視聴と、毎日1時間のZoomでのライブ・セッションの参加はすべてできました!
率直な感想は、「楽しかったけど受講料が高過ぎる」「自分の英語力と専門知識が予想どおり足りない」です。
受講料は、リアルであれば美術館訪問ツアーなども含めて565ポンド、それがオンラインになったことで395ポンドで実施されましたが、もう少し割引してほしかったところです。
受講を通して自分の英語力と専門知識の足りなさを実感するのは悲しい限りですが、特に4日目と5日目は最初よりもレクチャーやディスカッションで聞き取れて理解できる内容、頭に入ってくる情報が多くなっていると感じたので、徐々にやっと慣れてきたのかもしれません。
まあ、慣れた途端に最終日を迎えたわけですが(笑)。
ディスカッションにもっと積極的に参加できなかったのも反省点です。
驚いたのは、イギリス人の受講生の中にも一度も発言しなかった人たちがいたこと。もし私が英語が流ちょう(第1言語)でこんなに高い受講費を払ったのなら、絶対少なくとも何かしら質問はひねり出して、元を取ろうとしたと思います(笑)。もしかしたら彼らにとっては大して高くない費用だったのかもしれませんが?!
講座の内容は、少しは知っているテーマで、知らないこともいろいろ出てきたという感じだったので、初受講としてちょうどよかったのかなと思います。
この5日間は、知識欲、学び欲が大いに刺激されて、もっと勉強したくなりました。
先方の思うつぼではないかという気もしますが、ほかの講座も今後受講するかもしれません!
▼コートルード美術館・研究所のサマースクールの受講体験記