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何も得意なものがない、どうしたらいいですか?


現代最強マーケターが教える、得意なことの探し方


「私には何も得意なものがないです、どうしたらいいですか?」

進学、就職、転職、起業など、人生の岐路に立った時、誰もが一度は考えたことがある悩みではないでしょうか?

そんな悩みに現代最強のマーケターと呼ばれる、森岡毅さんがテレビですごくタメになることを仰っていたので、まとめてみました。

ちなみに森岡さんは、あのUSJや丸亀製麺、西武ゆうえんち等をV字回復させた現代最強のマーケターと呼ばれています。

Q.「私には何も得意なものがないです、どうしたらいいですか?」

A. あなたは、「得意なことがない」んじゃなくて、「得意なことが分かってないだけです」

この話をTVで聞いた時、私はガーンと脳天をぶっ刺すような衝撃を受けました。

確かに、世の中に得意なことが何にもない人は少ないよな、自分に当てはめて考えてみても、まったく得意なことがないっていうことは無いなと改めて感じました。

また森岡さんはこうも続けます。

A.「得意なことを他人と比べるから分からなくなる」自分の中で「好きだな」「やっていて面白いな」と思う事を探せばよい

これもガーンでした。確かにそうなんです。これ好きだなって思うことはあっても、自分よりできる人はごまんといるし、自分なんかな~って他人と比較してしまうことで、自分の本当の得意が分かりづらくなっていることに気づきました。

他人と比べるのではなく、まず「自分の中にある強みを見つければよい」のだと仰ってるんだと思います。

森岡さんはもうひとつ仰ってました。

A.「得意なことを探すときは、必ず動詞でなければいけない」

例えば、

私はカバンが好き ⇒ 「名詞」
私はカバンをデザインするのが好き ⇒ 「動詞」

私はカバンが好きだから、カバン屋さんに就職しようじゃなくて、カバンを作るのが好きなのか、デザインするのが好きなのか、持つのが好きなのか、それを動詞で考えて、自分の進む道を選択しないと、間違った道に進むことになってしまう。

だから「得意」なことを探すときは必ず動詞でなければいけないということです。

弱みを克服 VS 強みを伸ばす

同じ番組の中でこんな質問もありました。

Q.「人間は弱みを克服した方がいいですか?それとも強みを伸ばした方がいいですか?」

A.「弱みが強みになる所を見たことがない!強みを徹底的に磨きなさい!」

これもまたまたガーンでした!只、付け加えてとしてこうも仰っておられました。

但し、「弱みの見せ方を変えることはできる」

これは、築70年の老朽化した遊園地、西武ゆうえんちを再建された際に、「古さ」という弱みを「ノスタルジー」という魅力に変えて集客されたというお話とともにされておりました。

続けてこんなことも仰っておられました。

「例えば、ナスビはナスビにしかならない」

「ナスビにきゅうりや、玉ねぎになれといっても、しょぼくれたナスビにしかならない」

「ナスビは、丸みがあって、紫色が黒光っている、立派なナスビになるしかない!」

成果・結果・プラスの影響は、その人の「強み」からしか出ない!

今後の世の中は、自分の「強み」を生かして生きた方が「成功」に繋がりやすいと仰っておられました。

また、日本人はどうしても「平均値」に持っていこうとする傾向があるとも仰っていました。

これからは「平均値」に持っていっても飯が食えるとは限らないので、むしろ「バランスの悪い人間になって欲しい」と仰ってました。

これはつまり、一点突破でその分野に強い人になった方がこれからの時代は生き残れると仰っているのだと思います。

私はこの話を聞いた時、「さかなクン」の話を思い出しました。

「さかなクン」は、今では東京海洋大学の名誉博士や客員教授の肩書を持つ人物ですが、もともと学校の勉強は非常に苦手であり、小学校から高校まで成績が悪かったそうです。

高校の三者面談では担任から「授業に集中せず、魚の絵ばかり描いている。家庭で注意してくれ」と叱られたが、母親は「魚が好きで、絵を描くことが大好きなんです。だからそれでいいんです」と答えたという話があります。

まさに「好き」や「得意」なことで、一点突破したからこそ、今では魚といえば「さかなクン」という地位につけたのだと思います。

子育てで悩まれている親御さんはぜひ参考にしていただければと思います。

まとめ

  • 得意なことがないのではなく、得意なことが分かっていないだけ

  • 得意なことは他人と比べる必要はない、自分の中で「好きだな」「やってて面白いな」と思えることを探せばよい

  • 得意なことを探すときは必ず「動詞」で探すとよい

  • 弱みを克服するよりも、強みを徹底的に磨く方がよい

  • これからの時代を生き残るには「バランス型」ではなく「一点突破型のバランスの悪い人間」になるべし

  • 成果、結果、プラスの影響はその人の「強み」からしか出ない

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