「お客様は神様です。」 ・・・?
今回は私の経験値から慢性疲労、副腎疲労症候群を改善するためのポイントをお伝えします。それは大きく2つあります。
1つ目は精神的健康、「既存の概念を精査する」です。副腎疲労症候群になりやすwい人は「~すぎる」傾向があるらしいです。性格的に「真面目過ぎる」「気にし過ぎる」など度を越えてしまう所が診られるらしいです。これを改善するには今までに自分が正しいと受け容れていた「社会一般の概念」の是非を見直し、今の自分の現実に合った概念に再定義する必要があると思います。
2つ目は身体的健康、「生活習慣を精査するです。オートファジー、
食事、睡眠、運動、を軸に1日を組み立てて行きます。こちらは次回、詳しく説明させて頂きます。
団塊世代前後が造り出した概念
慢性疲労や副腎疲労になってしまう人に共通する事として「団塊世代前後が造り出した概念」の呪縛に縛られているように私は感じます。その最も代表的な言葉は「お客様は神様です」というフレーズです
この言葉を全て否定するものではありません。戦後の物量的貧しさを考慮すればこの言葉が生まれたのも必然だったのではと思います。また、一次~三次産業が仕事の主であったアナログ時代に、高水準のものづくりやサービスを目指す過程においてこの言葉は日本人の気質に合致し、仕事に対する姿勢の本質に深く関わる概念であった事は事実だったと思います。
しかしながら現代のような労働市場の多様化とデジタル時代において「人を上手く使うための便利な言葉」として個人や法人によって悪意を持って使用している現状が有ると思います。
この言葉には「長時間労働やパワハラ」などの負の側面と「集団による高度専門技術修得の為の共通意識による集団結束効果」などの正の側面もあります。どの概念が自分を縛り付け、行動させ、結果的に慢性疲労に陥っているのかを理解する為に是々非々で精査し、今の自分や時代に合った概念に自分の中に落とし込む事が必要だと思われます
そうすることで自分の基軸を造り、精神的に壊れてしまう前に、「出来ないものは出来ない」と認め開き直ったり、「避ける、逃げる」という選択肢を持つことで自身の身を守る事も非常に重要であると思います。
次回は身体的健康、生活習慣を精査するです。
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