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困惑と不安、そして胃痛。

今朝、突然
双極性障害の息子が
遠方の友達のところに行きたいと
言い出しました。

突然外に出たくなる衝動は、
双極性障害ではよくあることですが、
今は混合期なので
心配ではあります。

普通に生活していて、
私と一緒に出かけたいという要望なら
何とかできますが、
友達に会いに行くとなると
一緒に行動することができないので、
心配の度合いが変わってきます。

しかも、昨夜から眠っておらず、
睡眠不足になると
白目をむいて眠ってしまうこともあるので
知らない人たちの中では
異常な行動に見えてしまうかもしれません。
もしも、警察官などにあやしまれて
職務質問でもされようものなら
暴れてしまう可能性もあります。
何も悪いことをしていないのに、という怒りと、
大勢の大人に囲まれる恐怖がそうさせるのですが、
見た目は、ただの若い青年ですから、
他人に理解されないのは仕方ないかもしれませんが、
私としては、そんな怖い思いをさせたくない、と
心配になってしまうのです。

息子には行動について注意することと、
乗り物等で軽く睡眠をとることと
お友達が車で迎えに来てくれるということなので、
事情を話して、こまめに軽い睡眠をとれるよう
話すことを約束しました。
毎日の薬と一緒に頓服薬も
一回分ずつ小分けにして持たせ、
障がい者手帳と通院している病院がわかるものも
持たせて、送り出しました。
幸いお友達は、息子の事情を知ってくれているので
会えてしまえば安心なのかな、と思っています。

過保護、と思われるかもしれませんが、
毎日本当に微調節しながら生活しているので、
一回大きく崩れてしまうことがあると、
またやり直さなければならないということに
なるので、しかもそれはまた大変な作業に
なってしまうので、一人での外出は
最新の注意をはらうことが大切になります。

母親の私は、息子に合わせて
いろいろな制限をしていますが、
息子には、やりたいことをやらせてあげたい、と
そう思っています。
もちろん調子が悪いときには
説得しますが、
受け入れ環境の理解があるのならば、
旅をすることも良いことだと思っています。

今回は、新幹線で1時間ほどの所です。
こまめに連絡をよこしてくれているので
様子もわかり、今のところは
問題なく過ごしているようです。
二泊三日、正直生きた心地がしませんが、
何とか楽しんで来てほしいと思っています。
キリキリと胃が痛みますが、
この痛みが無駄になってくれることを
願っています。


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