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リテピ花写011 友情と献身的な愛 アルストロメリア
ユリのような小さな花が、
小さな花壇に植えられていました。
英語で「友情」と「献身的な愛」を花言葉に持つ、
アルストロメリアです。
アルストロメリアは、
実は人名に因んでいるのです。
分類学の父と呼ばれるスウェーデンの植物学者、
カール・フォン・リンネが、
南米で採取した種に親友の名前を付けたのです。
厚い友情と献身的な愛から想像すると、
親友は美しい女性だったのかな。
![](https://assets.st-note.com/img/1659098785061-nZm6sUDpo0.jpg?width=1200)
南米(チリ、ブラジル、ペルー、アルゼンチン)原産と聞けば、
花の姿形もなんとなく情熱的な雰囲気を感じます。
「ペルーのユリ」とも呼ばれています。
日本ではなぜか、「ユリズイセン」(百合水仙)と呼びます。
水仙とは花の形も咲く季節も違うと思うんですけれどもね。
開花期は5月から11月まで。
世界中で交配、品種改良が行われ、
今や100種類以上にもなり、
結構長い期間咲いています。
花壇でも1本の茎に3つの花が順に咲き、
次々と1か月以上も咲きます。
切り花も2週間以上も持ちます。
そんなわけ日本では
「持続」「エキゾチック」「気配り」などの花言葉があり、
また花の色により、「幸い」「凛々しさ」「小悪魔的な思い」もあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1659098957197-VLuqIiY4GH.jpg?width=1200)
日本に伝わったのは、
1920年代いうことですが、そこまで流行らなかったようです。
時代が世界恐慌や戦争の時代に向かっていたせいでしょうか。
コロナと戦争が早く終焉し、
世界の人々にとって平穏な日々が訪れますように。
アルストロメリアの花を持って友情と人類愛を育みましょう。
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