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【英語】LIT流英語マスター講座 part8

 みなさまこんにちは!LITサポーターのショーンです。LIT初の超長編企画「LIT流英語マスター講座」part8と題しまして、英語が苦手なあなたに現在紹介できる最高の方法をご紹介します。
 まだ、前回の記事を読んでいない方は、こちらからお読みください!

 このシリーズを読んで、ショーンと一緒に楽しく確実な発音記号の発音方法を習得していきましょう!
良かったら最後までお読みください。

※なお、これから出てくる発音記号は国際基準であるIPA(international Phonetical Alphabet)に従って説明ています。


発音記号クイズ!

 本日より、母音ではなくいよいよ子音に突入です!でもやっぱりまずは、みなさんお待ちかねのクイズに挑戦してみましょう!以下の4つの英単語の濃い単語の発音の中で仲間外れのものを一つ選んでみましょう!
1. point
2. bread
3. dark
4. giant
どうでしょうか?正解は、この記事を最後まで読んでみてください!

 破裂音/p//b/

 では早速子音についてやっていきましょう。今回の記事では、「破裂音」と呼ばれるグループの子音たちを紹介していきます。
 まずは/p//b/の2つの発音記号です。2つも一気に覚えるの大変じゃん!って思うかもしれませんが、この2つは対にして覚えればちょー簡単なので一緒に示しています!なんと、どちらも発音の仕方は同じで、唇を閉じて息を出しながら唇を開くように発音するんです。ちなみに、ここでいう発音の仕方というのは音が出る場所という意味で、このことを少し難しい言葉で調音点と呼びます。子音はこの調音点がどこかで区別されていきます。
 じゃあ何が違うのかというと、音が出ているか出ていないかです。/p/は単体だと空気が出ている音しか出ず、/b/は単体でも音がしっかり出ます。この違いを実感するために、手を喉に当てて、2つの発音記号を交互に発音してみましょう。どうですか、/p/は喉の震えを感じず、/b/では喉の震えを感じることができましたか?できていれば、それは正しく発音できている証拠です。下の動画も参考にしてみてください。

 この発音記号は、スペルと完全に一致してpark, sport, bag, unbelievableなどで使われます。ここは楽勝ですね。ポイントは、しっかり/p/と/b/を区別することです。ちなみに、/p/のように息の音しか聞こえないような音のことを無声音とよび、/b/のように喉が震えて音が出ているものを有声音と呼びますので覚えておいてください。これから子音の説明をするにあたって、有声音なのか無声音なのかの区別はめちゃくちゃ重要になります!
 では、ここまでの内容を踏まえて、/p/と/b/を交互に3回読んだあと、park, sport, bag, unbelievableを発音してみましょう!
 Okay, next!

破裂音/t//d/

 続いても2つまとめて破裂音を紹介します。/t/と/d/です。実はこの2つも対になる発音記号なんです!/t/は無声音、/d/は有声音です。実際に手を喉に当てて違いを実感してください。また、調音点についてはどちらも同じで、上の歯茎と前歯の間あたりに舌を当てて発音します。日本語の「タ」を発音する時とほぼ同じ場所に舌が来ていると思います。下の動画も参考にしてみてください。

 この発音記号もスペルと完全一致していて、talk, stock, drill, Edwardで使われています。これもポイントは、しっかり無声音の/t/と有声音の/d/を区別することです。
 では、/t/と/d/を交互に3回読んだあと、talk, stock, drill, Edwardを発音してみましょう!
Fantastic! 

破裂音/k//g/

 その調子でラストの破裂音も攻略しましょう!最後は/k/と/g/です。これも対になる発音記号で前者が無声音、後者が有声音ですね。喉に触れながら発音してみましょう。調音点は同じで、喉の奥から息をかすらせるように発音します。日本語の「カキクケコ」の要領で考えて、それより若干強めにかすらせていればOKです。

 この発音記号はking, back, grill, Augustなどで使われています。/g/はスペルと完全一致ですが、/k/はckのスペルでも出現することを押さえておきましょう。また、発音のポイントは今まで同様で、しっかり無声音の/k/と有声音の/g/を区別して発音することです。
 では、/k/と/g/を交互に3回読んだあと、king, viking, grill, Augustを発音してみましょう!
Brilliant! 

まとめ

クイズの答え合わせ

 それでは、ここまでの内容を踏まえて、最初のクイズの答え合わせにいきましょう。
1. point
2. bread
3. dark
4. giant
 どうでしょうか?今回のポイントを押さえられていれば簡単かな〜?
 違いは有声音か無声音かですね。まず1は、/p/ですので無声音。次に2,3,4ですが、これらはどれも/b//d//g/で喉に手を当てると有声音だとわかります。よって、仲間外れは1となります!

そもそも母音と子音の違いとは??

 子音コーナー、どうだったでしょうか?母音と違って解説の仕方が少し違ったり、無声音と有声音、調音点など子音ならではの表現も出てきてたのでよく復習しておいてほしいです。
 でも、結局母音と子音って何が違うのでしょうか。それは、音が口のどこかで堰き止められているかどうかです。そもそも母音は全て有声音ですね、喉に手を当てていろんな母音を発音してみてください。しかも、音が口のどこかで止められるということもありませんよね。それが母音なんです。
 対して、子音はどうでしょう。今回やった子音だけでみても、全ての破裂音が喉や唇や舌によって一度止められるという状況を経ていることが発音してみて実感できるでしょうか。このように、破裂音というのは、このように肺から出てくる息をどこかで一旦止めて、破裂するかの如く一気に放出することで作る音のことを指します。そして、息が口の中のどこかに遮られたり狭められたりして出る音のことを総称して子音と呼びます。今後紹介する子音ではどこで息が遮られたり狭められたりしているのかに注目して、記事を読み進めていってほしいなと思います。
 ということで、今日はこのあたりで。次回は摩擦音と呼ばれる子音たちを紹介します。お楽しみに。See you soon!

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