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今日というこの奇跡
人は
ある日突然亡くなる
それは、老衰によるとも限らない
死は私たちの生きる現代においては
目に見えないところに遠ざけられ
生産的な世界といかにも隔絶されたものであるかのように思い込まされてきたけれど、
私たちの生には必ず終わりがある。
それについて考えないことは、「生産的」でも「前向き」でもないと思う。
むしろ、疑うべくもない万人に共通の真実に目をつむることの方が、
では私たちは毎日をどのように生きるべきか、という問いに答えることを諦めるということと同義だと思う。
永遠の生命は、生も死も内包しているから、
別に人間の肉体を持って、私たちは1,000年も生きる必要もないと思う。
そのように欲望する人の気持ちは、私には分からない。
終わりがあるから、今日という、いま自分の目の前にある奇跡が光り輝く。
今日こうして生きていて、好きなことができること、大切な人と笑顔を交わすことのできること、ケンカができることさえも、
なんと奇跡的で、ありがたいことであろうと思う。
永遠の生命は、人間の世界にはないし、それでいいと思う。
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