日刊・授業の話題 国葬
教員向けの記事を書いています。
安倍元総理の国葬の費用や国葬をすべきかについて、議論が続いています。議論は民主主義の基本だから、とことんすればいい。問題は政治判断や政治決着といわれる決定になることだ。
学校の授業では、日本の民主主義は国会で実現していて、日本は法治国家だと教える。国会は立法機関で法律を制定すると教える。
国葬の議論をしたあと、岸田総理の判断で決着するのだろうか。教科書通りの日本なら、国会で国葬法という法律を制定するのが、決着のはずだ。国葬の対象となる故人は、法律で定められていれば、安倍元総理が対象かどうか、法律に基づいて判断すればいい。予算も国会の承認を得ればいい。
国会が民主主義を実現する場になっていない。
法治国家なら法律制定で問題解決をする。
総理の決定に委ねられるなら、人治国家だ。
理事や委員、会長、大臣が自分の支持者を見て、自分の裁量で政治判断をしているから、議論や議員が役立たずに思える。だから若者は政治や選挙を見離す。五輪スポンサー問題もその一端に見える。
民主主義、法治国家
見かけだけだよ日本
学校の生徒会も一緒か?
異論はあったが国旗国歌法の制定は、民主主義だ。