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音楽制作に向いているタイプ

音楽制作は趣味としてとても面白いのでオススメなのですが、やる人の性格によって向き不向きがあります。

向いているタイプの人

音楽制作に向いているのは、制作そのものを楽しめる人です。
基本的に音楽制作は地味な作業です。それ自体を楽しめなければ長くは続けられません。
メロディやコードの試行錯誤や、新しいプラグインを試したり、好きな曲の技を真似してみたり、楽しめることはたくさんあります。
私が仕事として音楽制作を続けられるのも、この制作自体を楽しめるからだと思います。もちろん辛いことも多いですが、その「楽しい」と「辛い」のバランスが少しでも楽しいに傾いていれば続けられます。

向いてないタイプの人

向いてないのは他人の評価だけがモチベーションの人です。
基本的にすべての人は承認欲求がありますので、評価を気にしないことは不可能です。
しかし常にSNSや動画サイトの再生数やいいね、コメントだけを気にして一喜一憂しているとメンタルに良くないです。

とても重要なことなのですが、自分の曲の良し悪しを評価するのは自分です。たとえ他者から酷評されようとも自分が作ったものが正解なのです。

依頼された曲ならともかく、自分のために作っている曲が他者のコメントの影響を受けるようになると問題が起こります。それは、コメントの影響で曲の作り方を変えたとしても評価の上がる可能性は低いということです。そうなると、自分の思うように作ってない上に評価も上がらないのですから、モチベーションはだだ下がりでそのまま辞めてしまいます。

音楽制作の心構え

音楽制作を始めてSNSや動画サイトにアップし始めても、基本的に反応はありません
音楽制作を始める切っ掛けになった好きな曲はきっと有名で数百万再生してるような曲でしょう。
それと比較して、初めてでも数万再生は行くんじゃないかなと期待するかもしれません。しかし、ほとんどの動画の再生数は一週間で100再生もいきません。数百再生行けば大成功です。

それでも再生数もコメントがつかないことを気にせずに、マイペースに楽曲の発表を続けていると、いずれファン(いち制作者として認知してくれる人)がつきます
その貴重なファンを大切にしてください。しかし、アドバイス的なコメントに惑わされてはいけません。あくまで自分が作りたい曲を作り、それを聴いてもらうのです。そこはブレないでください。

最後に

今回書いたことは、すべての創作に当てはまります。インターネットのなかった時代はシンプルに自分の作品に集中できましたが、今はインターネットを使わずにいることは不可能です。
SNSで致命傷を受けてからでは遅いので、前もって心構えをしていてください。
常にネットとの良い距離感を保ちながら、承認欲求を創作に効果的に活用し、長く活動を続けてください。続けることで見えることもたくさんあります。

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