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50%の勝算にかける

建前と本音は世の常。
けど、親しかった身近な人にずっと言われてきたことが実は建前だったって知ったとき、衝撃を受けるものです。裏切られた気もします。

私がそんなに良くしてあげたのに、なんで?ってなる。
もしその時「お前を嫉妬してたんだよ」って言われたらまだ腑に落ちるかもしれません。けど、そこまで素直な人がそうそういません。他の何かで誤魔化される。逆ギレされちゃう。

嫉妬するより、自分もそのようになりたくて頑張ることにした方がいい。嫌いなら相手の全体を否定するのではなく、どんなところが気にくわないのかをはっきりした方がいい。好きなところもちゃんと伝える。そうした方があえて人間関係がうまくいくかもしれません。生きやすいじゃないかとつくづく思う。

でも、人間はあくまで自己中心で自分が大好きなんです。嫌われたくないのです。それなのに、いつも自分が正しいです。そうやって、内心では、相手を悪く評価しながら、建前をずっと続ける。ある日、我慢できなくて、爆弾みたいに喧嘩するなり、下手ないたずらをするなり、相手を動揺させる。人間関係の葛藤、自己嫌悪のスパイラルに陥ってしまう。

好き嫌いをはっきりと言って、関係を深めていくのが大人で、勇気が必要です。問題解決にもなる。何もかもあやふやで、建前での付き合いで、最後一気に爆発させるとき、見た目は勢いが良いが、実は原始的で、子供っぽい。関係を徹底的に切るより、最初に勇気を持って、問題解決に向けた方が50%の勝算があって、賢くてかっこいい!

私は、その50%の勝算にかけるように、いつも心がけています。


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