透明で まあるい ゼリーの つくりかた【夏休みの自由研究にオススメ!】
おはようございます、旭山リサです。
最近、アガーを使った「まんまる透明ゼリー」作りにはまりました!
お子さんの🌻夏休みの自由研究におすすめ🌻です!
「ゼリー作り」だけならば特別感に欠けるので自由研究としては物足りないですが「まあるいゼリーを作ってみたよ!」なら、見た目にも涼しいし先生からも好印象なのではないでしょうか。
しかも「安く早く」作れて「美味しい」ですよ!
🌟アガーってなに?
海藻由来のゼリー材のことです。
寒天も海藻由来ですが、原材料が異なるようです。
クックパッドの「解説ページ」が大変分かりやすくまとめられていました。
寒天が少々白く濁ってしまうのに対して、アガーは透明度が高いです。
アガーで作られているお菓子として代表的なのが【レインドロップケーキ】といわれるものです。こちらの方のレシピがとても分かりやすかったです。
このレインドロップケーキは、日本の【水信玄餅】が海外に進出して、流行したもの。この無色透明のレインドロップケーキの作り方を応用して、色を加えたり、フルーツを加えたりしてアレンジされている方のレシピがたくさん見つかりました。
私も「まん丸の七夕ゼリー」を作りたいという衝動にかられたのです!
🌟七夕ゼリーってなに?
私が子どもの頃、給食で一番美味しかったデザートといえば、七夕ゼリーでした。今では「大人買い用」に販売されているというから驚きです。
これを再現しようと、今までは「粉ゼラチン」で作っていたのですが、固まりにくかったり、お味がちょっとイマイチだったりして、自分としては満足できないことが多々ありました。
インターネットでレシピを検索していたところ「アガーを使うと綺麗なゼリーが作れるよ!」という情報を発信している方が多くいらっしゃったので、挑戦してみました!
💰アガーの値段
お菓子作りに限らず、普段の料理でも常に考えるのは、材料費。
お菓子作りの材料は高くつきがちなので、今回の「アガー初挑戦」も正直迷いました。アガーの品質にこだわると「高い」ことが分かったからです。
安くでアガーを仕入れることはできないかと探していたところ。
「マックスバリューに、ひと箱200円くらいであったよ」
という情報を見つけて、実際に足を運んでみたのです。
すると、ありました、ありました!
Amazonにも同じ商品がありましたが、6箱セットでお値段が高めです。
「1箱でいい!」という方は、お近くのマックスバリューもしくはスーパーで探すのが一番良いと思います。
💧アガーと水分量💧
箱の裏側にも書いてある通りなのですが、こちらでも改めて説明します。
今回私は10gのアガーを使用しました。つまり必要な水分量は。
10gなので単価は100円になります。
🐧制作に必要なもの
百均に、丸い製氷ケースが販売されているのをご存じの方はいらっしゃるでしょうか? こういう感じのものです。
アイスボールメーカー【中くらいの丸氷】を選びました。
ダイソーの店舗によっては、同じ108円(税込)で容量がさらに多いフルーツミックス缶を見つけることができるはずです。
そしてかき氷シロップ。ゼリー作りにはちょうど良い量です。
先ほど、5gのアガーには水が200ml必要だと話しました。
水だけのゼリーは黒蜜やきな粉がないと、正直不味いです。ゼリーには砂糖が必要です。
アガーに砂糖を直接加える方法もありますが、砂糖の代打として「シロップ」を使った方が、水分量を計算するだけなので超超超楽チンです。
フルーツ缶のシロップを使うのもオススメです。
ダイソーのフルーツ缶に含まれるシロップは100ml以上あるので、これを使わない手は無い。
シロップを砂糖代わりに作る場合はこうなります。
フルーツ水分量を20mlで見積もっているのには理由があります。
かき氷シロップを使う場合は、さらに水分量の調整が必要になります。
全体の水分量が「アガー10g」に対し「400ml」におさまるように計算して「砂糖と水」のバランスを考慮すればオールオッケーです👍 シロップ多めして甘々ゼリーを作ることもできます。
こういうの「めっちゃめんどい」と思われた方にオススメの方法がもう一つあります。
水のかわりにマックスバリューの激安サイダー缶を使っちゃう方法です。
一本38円(税込41円)という激安価格!
この一本に350ml入っています!
アガー10gに対して水分量が400mlですから……
サイダー缶一本使って、シロップをちょい足しして、フルーツを混ぜちゃう方法もあります。
サイダーもしくはジュースを使う時には共通の注意事項があります。
そして完成したサイダーゼリー(まんまる)がこちら。
かき氷シロップで作ったゼリーがこちら。
余ったフルーツは、右のカップに詰めて固まらせました。
余ったフルーツやシロップを、甘さひかえめのサイダーや、砂糖の入っていない炭酸で割って、カクテル風に飲むのもオススメです。
🐧アガーを溶かすときの注意点
今回初めてアガーを使用するにあたり、いろいろな料理人の意見を見ていて、絶対に注意しなければいけない点が1つあることを知りました。
なんなら箱の裏側にも書いてあります。
まず水を用意します。シロップを入れる場合は、シロップと水を混ぜたものをボウルなどに入れて準備してください。鍋に直接入れても良いです。
水を先に用意して、粉をあとから入れること。
まるでご飯にのせるふりかけのように、少しずつふりかけて、混ぜる。
じゃないとダマになるんです。
少しずつ入れているのに、それでもダマが出来たものですから、私はめっちゃ慌てました。
🐧作り方
【1】 アガー+水 を鍋で煮る。
【2】 どろどろになったらすぐに火をとめ、型に流し込む
【3】 冷やす
今回使用した製氷ケースは「プラスチック製」なので、煮詰めたゼリー材が高温だと、歪みの原因になります。
料理研究家の皆さんはしっかりと煮詰め、水ボウルで鍋の粗熱を取り、型に流し込んでいます(これが正統派です)
けれど旭山はものぐさのナマケモノなので、どろっと溶けたらそのまま型に流し込みました。めっちゃ「生ぬるーい状態のゼリー材」なら、プラスチックケースに被害はありません。
さて、ダイソーで買った「丸型製氷ケース」は、その名の通り、本来は「氷」をつくるものです。
製品の説明書きにも書かれていますが、水をたっぷり入れた状態で上蓋をし、余分な水分をあふれさせて作ります。
↑ こちらの動画には、ダイソーの「寒天」を使ったフルーツゼリーの作り方も載っているのでオススメです。
ちなみに私がマックスバリューで作ったアガーには「寒天入り」と表記があります。だからちょっと安いのかも? 透明度はとっても高いです。
先にケースやカップにフルーツを入れ「いつでもOKだぜ、カモン」な状態を整え、そこに溶かした「ゼリー液」を流し込むのが良いでしょう。
出来上がったら冷蔵庫で固めて完成です!
最後に
この記事自体が「リサの自由研究」って感じになっていますな。
今回ご紹介した「球体ゼリーづくり」をお子さんとやってみようかなと考えている方がいたら、この記事を思いきり参考にしてくださって構いません。
けれども私のやり方は「ものぐさクッキング・旭山流」なので、ぜひ「アガーでゼリー作り」とネット検索して、もっと「ちゃんとした人のやり方」を参考にしてください。
この真夏ですから、料理は体力を使いますのでね。
時短で済ませられるならそれに越したことはありません。
ゼリー作りが一段落したら、固まるのを待つまでの間に、マンガを読むなどいかがでしょうか?
夏休みに読んで欲しい、オススメマンガありますよ!
「結局、宣伝かーい!」
などと、氷のように冷た~いことをおっしゃらず、
皆様のあたたか~い心で何卒ご容赦くださいませ。
お菓子作りのコミカルなエピソードもございます。
【リンドバーグの救済】は私の小説を原作としたコミカライズ作品で【まんが王国様】で最新話が先行配信されております。
さくさくと読める内容なので、ぜひチェックしてみてください。
旭山リサ