梨音

DRAGON GATE国の臣民で映画も割と好きなコミュ障です。

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最近の記事

∞カラットの笑顔の戦士/ドラゴン・ダイヤについて

龍の継承者としてデビュー ドラゴン・ダイヤのデビューが発表されたのは、2018年10月2日のDRAGON GATE(以下ドラゲー)後楽園ホール大会。ドラゴン・キッドに呼び寄せられてリングに上がったピンクのマスクを纏ったダイヤは、マスク越しでも分かるぐらい緊張の面持ちだった。   キッドは彼が自分の弟子であり、入門してから1年半、目をかけて育ててきた旨を説明した。   ドラゴン・キッドといえば、ドラゲーの前身の闘龍門時代から団体を支える国内有数のハイフライヤー。海外からも尊敬

    • 誰よりも人間らしい機械の話/ストロングマシーン・Jについて

      2019年3月8日、DRAGON GATE(以下ドラゲー)公式から記者会見を行う発表があった時、ファン界隈は俄かにざわついていた。 というのも、プロレス界ではよく見かける光景ではあるが、近年のドラゲーでは会見自体が珍しく、更に事前に会見内容が知らされない告知がされる事は滅多になかったからだ。 近づいた金網マッチのルールに関してか、悪い知らせか……と色々と憶測が飛び交っていたが、実際は翌月4月10日の後楽園大会において、ストロングマシーン・J(以下J)がデビューするという旨の内

      • 主役になりたかった金薔薇の話/箕浦康太について

        ⭕〈王者〉菊田円🆚箕浦康太〈挑戦者〉❌ 2023年8月20日大田区総合体育館で行われたドリームゲート戦は、4月の後楽園以来2度目となる菊田VS箕浦の対決となった。 2人は前回から半年足らずの時間で更に進化した試合内容を見せ、最終的には菊田が2度目の防衛に成功した。 箕浦のドリームゲート挑戦はこれで3度目だ。 デビューしてから暫くの間控え目で地味だった箕浦はコロナ禍での増量とスキルアップが功を奏し、団体からの信頼を勝ち得る。 21年に初出場したKOGでは準優勝という結果を残

        • 吉岡勇紀をご存知か?

          今でこそ、多くの若手に支えられているDRAGON GATE(以下ドラゲー)だが、前体制の時はまだ土井吉、CIMA、キッドに代表される闘龍門勢や、YAMATO、鷹木、ハルク等の現世代勢の力が強く、下の世代が台頭しにくい状態が続いていた。 2018年に団体が新体制になり、CIMA、T-Hawk、エル・リンダマン、山村武寛の現#STRONGHEARTS勢の離脱が起こり……今思うと、これが現在の離脱者続きのドラゲーの序章だったのだが、客入りはともかくとしてリング上の盛り上がりという意

          Eitaが偉かった話

          Eitaが師匠であるドラゴン・キッドを裏切り、ヒールターンをしたのは2017年11月の後楽園、彼が26歳の時だった。 それと同時に、所属していたユニットOVER GENERATIONを抜けヒールユニットVerserKに加入した。当時VerserKには鷹木信悟を屋台骨にT-Hawkとエル・リンダマンというEitaの同世代がおり、ヒールは彼ら3人の若い選手に託される。 翌年1月にはユニット名をANTIAS(アンチアス)に改名し若手中心のユニットとして本格的に始動した……筈だった。

          Eitaが偉かった話