Linkusってどんなサービス?
今回は『Linkusってどんなサービス?』を簡単にご説明したいと思います。
Linkus(リンクス)は、特定技能のアレコレを一元管理できるプラットフォームサービスです。数ある機能の中でも今回は『面倒な事務業務のサポート機能』についてご紹介します。
1.申請書類の作成がとにかく大変!
特定技能の採用が決まり日本で働く場合、全求職者は、出入国在留管理庁へ在留資格(一般的にビザと呼ばれる)の申請が必要になります。
在留資格申請に必要な書類は約100枚。送り出し機関・登録支援機関・受け入れ企業・求職者のそれぞれの情報を取りまとめ、1つの書類として作成していきます。
書類の内容は、求職者の経歴情報や雇用条件、受け入れ企業の企業情報や職員情報など、かなり細かい内容が必要です。
最初に在留資格の申請をする他にも、多くの場合は毎年在留資格の更新が発生し、3ヶ月に1回は定期面談の結果を報告書として提出する必要があります。また支援が終わった特定技能外国人の情報も、一定期間保管する義務などにあるため、都度の作業だけでなく、継続的な情報更新&管理が必要です。
※必要書類一覧はこちらをご覧ください。
しかし、IT化やDXなどはほぼ進んでいないため、紙印刷して手書き対応をしていたり、エクセルで一つ一つ手入力し、書類作成に膨大な時間を費やす担当者も少なくありません。そのため、外国人に対する支援にあまり時間をかけられないという声が多く聞かれていました。
2.書類作成や情報管理を簡単に
Linkusでは、送り出し機関、登録支援機関、受け入れ企業、求職者それぞれが個別画面で同じ情報を共有・進捗管理ができ、関係者の情報も合わせて書類に自動反映させることが可能です。
その他、求職者のステータス確認・支援業務のTODOチェック・定期巡回のアラート・報告書作成なども可能です。
■Linkus主な8つの機能
3.書類作成が簡単になることで環境整備が可能に
書類作成などの事務作業に割いていた時間を、求職者とのコミュニケーションにあてられることで、就業前サポートの充実や、就業中の生活支援・心のケアをより手厚くしてほしいと考えています。
母国から離れて外国で働く際に、頼れる存在があるのはとても大きな安心に繋がります。コミュニケーション不足があると、就業後のミスマッチに繋がりかねません。万が一ミスマッチが起きてしまったとしても、相談できる環境や存在があれば、命の危険や失踪という最悪な状態まで、事態を悪化させることなく対応が可能になるのではないでしょうか。
さいごに
Linkusが特定技能の関連業務を全体的に軽減することで、外国人が働きやすい環境をつくる手伝いができれば嬉しいし、求職者から見た時に「Linkusを使っている機関・会社は安心」と思ってもらえる様な状態を目指したいと考えています。
日本に来た人たちの定着を促進して、日本が『選ばれる国』になるための一助になりたいと考えています。