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日本国籍を変えた理由

先日友人から「ぜひ聞いてほしい」と連絡をもらったある記事で衝撃を受けるととともに、「ああ、、私もかつてそう思った」ことを思い出したことがありました。

ノーベル物理学賞を受賞した眞鍋淑郎氏のコメント。

「日本は常に他の人の迷惑にならない様にしてる。他の人を傷つけたくないという思いが強い。米国ではしたい事が出来るし他人がどのように感じるかは気にしない。好きな研究を何でもする事ができる。それが日本に帰りたくない理由の一つ」

本人のコメントされている動画がこちら↓

少し調べてみたら、幼少期を愛媛の田舎で過ごされていたエピソードを発見。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1ae8c0f9f63544006d60a9fb77b4470bc4a8d0db

地方は何もなくて、自然にはぐくまれて好奇心と観察力が磨かれる環境であること。その一方で関係性の海のなかでの不自由さ生きにくさがあるように、かつて私も感じたことがあったこと。そして、一時期海外に出たことがあったのでいろいろと感慨深かった。

日本から世界へと活躍の幅を広げる人材に、喜びを感じる反面、複雑な思いがよぎる理由がなんとなく輪郭を帯びて理解ができてきたように感じる。


ここ数年、仕事で数学に触れることが多くて好きになった南部さんも、日本人でありながら米国籍になったお一人だと知って複雑な気持ちになった。


日本にとどまらなくたっていいけれど、

なんというか、かつて日本にいたサムライや武士

10%残っていたものが継承されないでいってしまうような。


日本という島国にとどまらなくていいけれど、

日本が大きな和のなかではぐくまれたものとして

どのように世界が循環調和していくのか。


そんなことを思ったりした夜。


おやすみなさい

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