世界一の営業パーソンから学ぶ意義

どの業界や職種にも、世界一の人、日本一の人、業界一の人がいます。
たとえば「コンクールで優勝した！」「ギネスブックに載っている！」「業界で知らない人はいない！」などがわかりやすい例です。
営業のように数値化される職種であれば評価が一目瞭然です。

ですが、世界一だの、日本一だの、業界一は、

私には関係ないと思っている人が99％です

それでいいのでしょうか？
私は、まったくそうは思いません。
ですから、当社の営業研修では、世界一、日本一、業界一の営業パーソンが何を行っているのかをしっかりと伝えます。

世界一、日本一、業界一の営業パーソンが何をやっているのかを知ることによって

世界一、日本一、業界一の営業パーソンを目指す人が現われる

ことはもちろん、営業パーソン全体の底上げになると思っています。

たとえば、あなたは画家を目指しているとします。
美術サークルの先輩を目標にしますか？
世界的、日本的に有名な画家に憧れ、目標にするでしょう。
ですから、世界一や日本一の人が何をやっているのかを知る必要があるのです。
そうでなければ、レベルの高いところを目指す人がいなくなります。

たとえば、世界ナンバーワンのセールスマンとしてギネスブック記録となった「ジョー・ジラード」。

1963年から7978８年の15年間で13,001台の乗用車を売った人です。はたまた、保険営業の神様「トニー・ゴードン」。
彼は、

1週間に13件の新規見込客のアポイントを取ることを20年以上も継続

しました。
そして、無名の営業マンから、保険業界では知らない人がいないほどの伝説の営業パーソンとなりました。

彼曰く、

見込客がいつか枯渇するかもしれない、という恐怖を味わうくらいなら、
どんな手段を使ってでも、まずアポイントを入れるのが営業マンだ！

と語っています。
1週間に13の新規アポイントは、自分の経験の中から導き出した、見込客が決して枯渇しない数字なんだそうです。

さらに、訪問営業で成約率99％の伝説の営業パーソン「加賀田晃さん」。
一般家庭への飛び込み営業で成約率99％は尋常ではありません。
加賀田さんは、なぜこのような神業ができたのでしょうか？

加賀田さんは、様々な業界・会社の営業を行いましたが、1～2ヶ月もするとすぐに社内のトップ営業になったそうです。
加賀田さんはなぜ、飛び込みの訪問営業で成約率99％という偉業を成し遂げられたのでしょうか？
最初に断っておきますが、今は通用しません。
ですが、考え方は学べます！

加賀田さんは

玄関の鍵をかけていないお宅ばかりに飛び込んでいたのです

つまり、在宅でも玄関の鍵を開錠してもらい、玄関の中に入れてもらえるのがどれだけ難しいかを知っていたのです。
また、インターホン越しでの会話では、商談が成立しないことも知っていたのでしょう。
そうなると玄関の鍵をかけていないお宅に飛び込むのが一番効率的です。

この事実を知った時、目から鱗でした。

さらに加賀田さんは、

再訪は必要ない！何回も通って売れるなら、即決ならもっと売れる。

という名言も残しています。

ということで、世界一、日本一、業界一の営業パーソンの考え方をインプットするのはことのほか重要です。
これを知っているのと知らないのでは、その後の営業パーソン人生が大きく変わります。

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