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植物性タンパク質は動物性タンパク質に勝る

プラントベースのタンパク質は動物由来のタンパク質に比べて健康上の大きな利点がある、という責任ある医療のための医師委員会メンバーの一人によるLetter-to-the-Editor(編集者宛の手紙)。

植物には1つ以上のアミノ酸が欠けているという一般的だが誤った考えとは対照的に、最近のいくつかの研究で、すべての植物に必須アミノ酸がすべて含まれていること示されている。タンパク質の構成要素である20種類のアミノ酸のうち、9種類は人体で生成できない必須アミノ酸であるが、すべてプラントベースの食品でみつかるという。

「さらに、プラントベースのタンパク質は、動物由来のタンパク質に比べて死亡率の低下と関連しています」と研究者は述べている。「ハーバード大学の主要な研究で、牛肉、鶏肉、魚、乳製品、卵のタンパク質の代わりにプラントベースのタンパク質を摂取すると、死亡率が減少することが示されました。」

プラントベースの食事から栄養を摂取している人は、糖尿病、肥満、心臓病、がんのリスクが低くなります。それに、プラントベース以外のいかなる食事をしている人であっても、特に高齢者は、(菜食でかならず問題になる)ビタミン B12 やその他の栄養素の必要性に注意する必要がある、と研究者は述べている。

このレターは、栄養に関する新しいシリーズを紹介する『New England Journal of Medicine』誌の記事に応えて発表された。

「現在、多くの人がプラントベースの食生活に移行しており、その過程で栄養状態も改善しています」と研究者は述べている。

出典は『New England Journal of Medicine


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