10/24(日)「ちがさき未来予想図~主人公は君たちだ~」を開催します!
来週10月24日(日)に、公益社団法人茅ヶ崎青年会議所としての本年度の最後の公開例会を、浜見平にあるBRANCH茅ヶ崎2の1階で開催させていただきます。
GIGAスクール構想と新型コロナウイルスの蔓延によって、茅ヶ崎市では小中学校の全校生徒にタブレット端末が配備されました。ICT教育の目指す個別最適化された学びの機会の実現に向けて加速しているのが今と言えます。
しかしながら、子供たちの学びの環境が変わるだけでは教育は完結しません。
私が好きな言葉に、
「教育は家庭の教えで芽を出し、学校で花が咲き、世間で実がなる」
というものがあります。
私が2015年に地域コミュニティ創造委員会の委員長としてOMOIYARI VILLAGEという事業を担当させていただいたときにも念頭に置いていた言葉です。
文字通り、教育は学校という「点」で捉えては足らず、家庭も、世間(地域社会)も総合的に考えていく必要があり、ICT教育を学校という点のみで考えていては本質的な教育環境は考えられません。
今回、さまざまなブースをご用意して、これからの子供の学びの環境を体験できる見本市のような設営になっております。子供を対象とした事業ではありますが、むしろ地域の大人のみなさまと一緒に体験して、味わって、立ち話でも良いと思うので意見交換をさせていただけたらと願っています。
詳細は、茅ヶ崎青年会議所のWebサイトをご覧ください。
また、各ブースの紹介はFacebookページで行っております。
地域で子供の学びをいかに支えるか?
この事業で最も発信したいことは、この点にあります。
私が小学生だったのは30年前。
当時はまだ英語すら科目になかったですし、パソコンに触れたのも中学生になってはじめてでした。その当時くらいまでの教育は、その親世代も大きく変わらなかったと思います。
だから、大人も子供の教育についてある程度イメージが湧いていました。
でも、今は技術革新が著しい時代です。
本質的に人材育成において必要な要素はツールが変わっても変わることはないと思いますが、ツールのおかげで本質の表し方や深め方は確実に変わってきます。
私たちは、子供たちの10年・20年先を描けているでしょうか?
20年前に誰がスマートフォンの普及を想像したでしょうか。
さらに、そのスマートフォンが生活スタイルを変えて、ワークスタイルまで変えて、コミュニケーションの方法まで変えました。スマートフォンを媒介に、世界に繋がる人たちが次々と登場しています。
これだけの可能性が一人ひとりの手元にある今、そして今後もそのような進展が絶え間なく続く中で、地域におけるコミュニケーションや相互扶助など、それもまたバージョン2.0みたいな感じになるわけで、上から見ると同じことが大切でも、横から見れば螺旋階段を登るように形が変わるのが歴史なのだと思います。
そして、それをネガティブに捉えるのではなくて、どうやったらみんなで良くできるかを前向きに考えるきっかけにする事業になれば幸いです。
私は前日にまさかのワクチン2回目の予定が入ってしまって焦りましたが(笑)、スケジュール変更して万全の体制で臨みます。
茅ヶ崎が好きです。
子供たちにも将来、茅ヶ崎で良かったーー!って感じてもらえるように大人として楽しんで頑張っていきましょう。