印象に残っている本(2023年版)
このエントリはiCARE Advent Calendar 2023の投稿です。
早いもので、今年もあと1か月になりました。
1年の振り返りということで、今回は、今年読んで印象に残った本を4冊紹介していきたいと思います。
以前書いたものはこちら。
内容の詳細は公式な本の紹介ページに譲るとして、ざっくりとした感想や読んだ背景を書いていきます。
・深く息をするたびに (2023/4 E・ウェズリー・イリー著、田中竜馬訳 )
集中治療や集中治療後症候群(PICS)に関して歴史的な背景や課題を解説した書籍です。集中治療(室)の目的は、緊急的な状況にある生命を救うこと、という程度の単純な感覚しか持っていなかったのですが、そうではない一面がある、そして、それがとても重要であることを知り、新鮮な驚きがありました。
この本はSNSで医療従事者の方が紹介していたのがきっかけで手に取りましたが、非医療従事者でも読みやすく書かれているので、おすすめです。
・ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力(2018/9 帚木蓬生)
こちらも専門家の方が紹介していたのがきっかけで、手に取りました。
専門家の方にとっては一般用語なのかもしれませんが、「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉自体をこの書籍で初めて知り、なんとなく「曖昧耐性」に近いニュアンスなのかなという感想です。
スタートアップなど、解がないことが多い環境にいる方にとって気付きのある書籍なのではないかと感じました。
・行列日本一 スタミナ苑の繁盛哲学(2017/4 豊島 雅信)
こちらはiCAREで当時行っていた輪読会での課題図書として読んだものです。反骨精神、細部へのこだわり、当たり前の重要さなど、業種は違ってもビジネスでの共通点は多いと感じました(異業種の一流の方の書籍は参考になることが多いと思います)。
・かがみの孤城(2017/5 辻村 深月)
5年前に本屋大賞を受賞した有名作なので読んだ方も多いかもしれません。普段小説はあまり読まないのですが、アップテンポな展開で推理要素もあるため、分量のわりに読みやすいです。根底には現代社会の課題もあって色々考えさせられる良い本だと思いました。
映画も見ましたが、時間の制約で前半部分や主人公以外のエピソードがかなり端折られているので、個人的には小説がおススメです。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました!機会があったら是非皆様の印象に残っている本も教えていただけると嬉しいです。
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