be動詞の意味は「存在」と「イコール」?
進行形と受動態
今回のテーマは「be ~ing(今、~している。)の進行形」と「be ~ed(~される)の受動態」についての記事です。従来の考え方(学校で習う考え方)とはひと味違う考え方で進行形と受動態を解説します。では、どうぞ
おさらい(学校ではこう習う)
まず初めに、進行形と受動態について基本的な部分を確認しましょう。
進行形
進行形とは、「be+動詞のing形」の形で進行している動作を表します。
これ以外にも、現在完了進行形・過去完了進行形・未来完了進行形のような進行形もありますが今回は割愛します。
本題
ここからは、進行形と受動態の新発想を解説していきます。まずは、両者に共通するbe動詞の解説から始めましょう。
そもそもbe動詞とは何か?
辞書を開いてみるとbe動詞には様々な訳語が与えられています。「いる」「ある」「~だ」など…また、学校では「be動詞には2つの意味がある。存在と=(イコール)だ。」なんて風に習ったのではないのでしょうか。
この考え方に違和感を感じた私は自分なりにbe動詞について考えたところ、とある1つの結論に至りました。それは「be動詞の意味はたった1つしかない。」です。
その私の考えたbe動詞の意味は「主語の説明の印」です。具体的に言うと、be動詞は「主語の状態、性質、様子などを表す要素(語or文)がbe動詞の後ろから始まりますよ」という印という感じです。
be動詞の考え方を進行形・受動態に応用すると..
先ほど紹介したbe動詞の考え方を進行形と受動態に応用すると以下のように考えることができます。
進行形で用いられる動詞のingはbe動詞の後ろに来ている要素なので主語の説明をしていることになります。動詞のingが表す主語の状態は「~している」です。
同様に受動態にもbe動詞の考え方を応用すると次のようになります。
この考え方のメリット
「be動詞は主語の説明の印」という考え方のメリットは、全てをまとめて理解できることです。どういうことかと言いますと、従来の考え方(学校での考え方)ではbe動詞の絡む文法事項を別々に理解しないといけなかったのですが、今回の考え方を用いると別々に理解する必要がなくなり圧倒的に理解しやすくなると思います。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。今回はbe動詞の考え方について解説する記事でした。いかがでしたか?楽しんで頂けたら、嬉しいです。では、次の記事でお会いしましょう。
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