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教員目線で不登校は語られない。

1.居場所計画

四日市市 居場所計画さんのイベントに参加しました。
2019.09.01 9/1(日) イベント <夏の居場所さがし>
学校に行きづらい人、悩みがある人のために活動する学生主体で活動されている団体です。
イベントでは、不登校を経験されたスタッフの方が、ご自身の経験や今後の抱負などを語って頂きました。

2.不登校は大切な時期だった

皆さん共通していたのは『不登校は自分にとって大切な時期だった』と話されていたことです。
不登校になった当時は 非常に精神的に苦しかったし、体調を崩したりすることも多くなったと話されていましたが、今では大学に通い目標に進んでいると言います。あの時の不登校の経験が、今の自分をつくったと笑顔で話されていたのは 印象的でした。支えてくれた家族にも、感謝したいと仰っていました。

3.学校の先生の存在

本イベントで、気になった点が1点。
不登校児童に対する教員の対応』ついて様々な意見があるということ。

皆さんの話を聞く限りですが、真摯に向き合ってくれた先生に対し、自宅に一度も来ない上に、対応が好ましくない先生もいて、千差万別だったそうです。皆さんは『その出会いは運だ』と仰っていました。

不登校児童に対するマニュアルは 各自治体で発行されています。しかし、当事者の皆さんが『不登校の原因は、自分でもよく分からない』と話しているので、教員はより一層対応に苦労するはずです。

そして思いました。
教員目線で不登校は語られることがない』と。

4.教員目線で不登校を考えてみれば?

次々と疑問が浮かびます。
・不登校児童に対して、教員はどのような対応を取っているのか?
・それは若手、中堅、ベテランなどの経験則で対応が変わってくるのか?
・マニュアルは自治体によって異なるのか?
・不登校児童に対して熱心な先生とそうでない先生の差はどこにあるのか?
・不登校児童の家に訪問しない教員は悪なのか?(労働時間外という視点を加えたい、残業代でません)

私は、不登校経験がありません。
学校大好き、友達たくさん、先生と仲良い、部活大好き学生でした。
正直、不登校の方の悩みや苦しさ、わかりきれてない部分があるかもしれません。

しかし、このイベントを得て、『不登校児童への教員の対応』という切り口で研究し、深堀していくことはできると思いました。

不登校は、自分が思っているよい非常に複雑でした。
その複雑な事象を、誰にでも理解できるように客観的に研究し成果を出す。これが、今自分にできることなのではないかと思いました。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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