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成長するための機会がここにある。LINE NEWS 入社5年目PMが思うこと。

こんにちは。LINE NEWS企画チームです。
プロダクト企画に携わるメンバーやプロダクトにかける思いについて、これまで何回かに渡って発信してきました。その中から、2022年に入社3年目の企画者としてインタビューに答えていただいた山本結さんが再登場。

LINEメディアにジョインして5年目となった近況と取り組んでいるプロジェクトについて話を伺いました。

山本 結(やまもと・ゆい)
2020年、新卒でLINEに入社。「LINE NEWS」の企画としてフロントエンド、バックエンド、「LINEアカウントメディア プラットフォーム」の案件などを担当。今年10月からサブリーダーになり、4名で構成された企画チームをまとめる立場に。

入社から激動の4年間。一人一人のリーダーシップがより重要な環境に

― 前回2022年に話を伺ってから2年が経ちました。この2年の間に携わったプロジェクトやご自身の成長について伺っていきたいと思いますが、まず、サブリーダーという立場になったことが大きな変化の一つでしょうか。

先月からなので、まだ何も語れることがないくらいほやほやです…(笑)。LINEメディアのサブリーダーは何かというと、数名で構成された企画チームのリーダーとなって個人の案件を見たり、ディスカッションしたりするまとめ役になります。その上にリーダーがいて、チーム全体を見てくださっている形です。メンバーには私より年次も経験も上、かつ、スペシャリティがある方々ばかり。サブリーダーになってからのこの1ヶ月は、正直すごく焦りを感じて、リーダーシップをどう取ればいいのかという座学を続けています。

特に「Shared Leadership」と呼ばれる、「チームメンバーそれぞれが自分の強みを認識し、その領域で自立性を持って動けるコミュニティを作っていく」という概念がLINEメディアの組織に合っていていいなと思うので、それを学びながら、少しずつ実践しているところです。

業界自体の変動が激しいこともあり、私たちの担当する領域や組織内の動きも絶えず変わる傾向にあります。そのため、リーダー一人が全てを見るのは不可能に近くて、一人一人が自立性を持たないと難しい環境です。その点で、「Shared Leadership」の考え方は、私たちにすごく合っていると感じています。

― 直近携わられたプロジェクトについて教えてください。
 
直近は、「LINE NEWS OA Reborn」というプロジェクトがスタートしたので、今はそちらに注力しています。

自分の領域を超えた動きが、新しい価値を創る

「LINE NEWS OA Reborn」は、LINEの公式アカウントを起点にサービスの成長を促すことを目的としたプロジェクトです。今はまず自社で運用しているLINE NEWSのLINE公式アカウントのフォーマットをリニューアルするために、テスト設計・実装を進めています。

LINE NEWSのLINE公式アカウントの配信イメージ

改修にあたっては、まず分析チームと一緒に今フォローしてくれているユーザーたちのこと、彼らがLINE公式アカウントに対して具体的にどういった価値を感じてくれているのかを知るところから始めました。その価値は絶対に守るということを前提に、体験の入り口から出口をどう作るのか、デザインチームとかなりの議論を積み重ねて改修しています。

議論の積み重ねによる改修イメージ

ユーザーファーストな組織だからこそ、作り手側もとことんユーザー視点に立って考えるので、時には意見同士がぶつかり合うことも。ユーザー側からすると生活の中で通知が来て開くという受動的な体験になりますから、通知する価値のあるものにしようと、デザインチームも私も気合いが入りましたね。

また、デザインチームだけでなく、開発チームが公式に発足する前から有志が「もっとこうしたらいいんじゃないか」とモックを作ってくれたり、一緒に考えてくれたり。自分が受け持っている領域を超えて積極的に動いてくれる人たちが周りにいるのは、本当にありがたいです。大きな組織ではあるけれど、そういったところにまだベンチャーっぽさを感じるというか。仕事をする中で、すごく楽しさも感じる部分です。

― 業務内容以外では、どんな変化、成長をしたと思われますか?

前回のインタビューを受けた2年前はまだ社会人3年目で、“新卒の熱意”みたいなもので周りを巻き込んでいくところがあったんですが…。去年、提案しても提案しても企画が通らないことが続いて、ちょっと挫けそうになった時期があったんです。今振り返ると、自分がやりたいだけじゃ上手くいかないし、その時は任せられるほどの信頼度も足りていなかった。

熱意だけじゃなくて、現実的にサービスや組織に貢献できる形として提案することが求められる段階に入ったんだと思いましたね。どうすればいいんだろうと、結構もがきましたよ。結局、その時は自分の足りない部分を理解した上で仲間に補ってもらうことで突破しましたが、そこから数値なり、組織への寄与なり、熱意だけではないもので企画をバックアップしていくように変わったと思います。

自分を発露することが、自身とサービスの成長にも繋がる

その辛かった時期に経験したもう一つのことは、積極性の変化。待っているだけでは当然ダメですが、自分の仕事の範囲を自分で決めてしまうのも良くなくて。「私の仕事はこれ」と決めつけないで、その外にもアプローチしていくことが求められていると感じるようになりました。踏み込んで考えると、仕事の自由度がとても高いと言えるかもしれません。上司が思いもよらないところに話を持っていってくれたり、“業務外”の範囲であってもアイデアがあれば提案したりといった動きができる、むしろ推奨されるのは、LINEメディアのいいところ。

前にLINEメディアはまだスタートアップっぽさがあると言いましたが、組織が常に変化していく中、自分自身の裁量次第で変化、成長を続けていける環境です。国内のライフラインになっているようなインパクトのあるプラットフォームで、どんどん自分を発露して成長できる場所は国内にあまりないはず。なので、「LINEメディアはここが課題だから、もっとこうしたい」みたいな気持ちがある人は、すごく活躍できるところだと思います。それこそ私は「LINE NEWSはこう改善した方がいい」と採用に応募しました。今から思うと、すごく斜め上からな視点…(笑)。でもその思いが実現できる技術と可能性がある組織です。

組織に「染まりきらない」部分も持ち続ける

― 今後、どういったことに挑戦していきたいですか?

前回のインタビューから今日まで、サービスが持っている課題を掘り下げ、そこに直接アプローチする企画を考えて提案するという、理想に近づくために現実的なことを地道に続けた2年間だったと思っています。それでも、前のインタビューで話したような「ニュースと読者の距離を縮める」、「メディア業界全体が元気になるような、情報を発信する人たちにとっても良い環境を整える役割を担いたい」という気持ちに変わりはありません。

photo / Ryo Tsuchida

入社1年目の頃に、上司の一人から「いい意味で染まりきらないでください」と言っていただいたことがあり、それが自分らしくていいんだよって言われている様ですごく嬉しくて、その言葉は今も大切にしています。「LINE NEWS OA Reborn」は自社アカウントから改修を進めていますが、ゆくゆくはその改修を他社アカウントへ広げていく予定です。情報を発信する側と受け取り手、双方にいいプラットフォームの形をこれからも模索し続けたいなと思います。


※本記事の内容は2024年12月24日時点のものであり、今後内容が変更となる可能性がございます。

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