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さけびより

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勢いと感情がのってしまいました。
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2019年2月の記事一覧

だれかと闘い、摩擦をおこし、そこで零れた粒子を、腹のなかにためていく。

そんな風にしか俺は俺を重たくできない。

朝焼け

朝焼けの中にいた。空上の紫、橙色と冷気と眩しさが乳化していくなかに立っていた。それを感じていた。気がつけば、いなくなっていた。確かにそうだった。どこにいたんだろう。
「僕をまぜてはくれなかった」
空のブルーが提示されて、そんなガキっぽい気持ちだけが、無力だった。

軋みまくってるよ

軋みまくってるよ
からだが、社会が、
どうすんだよ
これえ

そんなこと言うやつも
だいらい間違ってて
見落としまくってる
口にごはんつぶつけて

はあ あーあ あ
どうにかしたいけど
腕を突っ込むだけで
砕け千れそう、無惨だ

強度がほしいんだ
針金くらいでいいだ

街?

ホームレスと呼ばれる彼らは
考えているとして
耐えられる?
と思って
道端に座って真似をしようと思った
やめた
衒いだ