東京のコンクリートのビル街 それはサンゴ礁 想像力 Imagine(ビートルズもそう謳ってた) その0 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
ビル街は珊瑚礁というお話。
コンクリートの構造物を
“殺伐としている”
と感じている表現を見ると
勉強不足だなぁ
とか
想像力乏しいなぁ
と感じます。
当たり前過ぎて意識しなくなっていると思うのですが。関東平野の端の秩父には武甲山という山が有ります。この山はサンゴ礁でできていて、首都圏のコンクリート構造物に使われる石灰の供給源になっています。
その辺りは以下をご覧になって下さい。
秩父太平洋セメント株式会社さんやUBE三菱セメント株式会社さんらがその役割を担われていらっしゃいます。
つまりコンクリートの構造物は元は珊瑚礁。
あの白さは珊瑚礁のカルシウムの色なのです。そう思うと何か素敵な白色景色だと思いませんか。
是非そう思って都市の風景を眺めて見て頂ければと思います。
蛇足
とはいえ矢張り武甲山の白く剥き出しになった山肌を見ると確かに人の営みの貪欲さを感じてしまいます。
超蛇足
西武鉄道貨物営業をされていた頃は、西武池袋線にもセメントの貨物列車が走っていました。首都圏のセメントの需要が落ち着き1990年代中頃には貨物列車は秩父鉄道経由のみになっているようです。
超々蛇足
つかみの部分は、インパクト強めて印象的にしたく強目の表現にさせて頂きました。