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コーチングの3ヶ月チャレンジ≪4日目≫~気持ちの切り替え方~

3ヶ月チャレンジの第4日目。
今日のワークは「行動継続のための気持ちの切り替え方」です。
5日目のワークも同じテーマだったので、あわせて読み終わりました。


気持ちの切り替えはあらゆる場面で必要となる

藤田先生のブログでは、行動継続のためと言っていましたが、実は私たちの生活の中で、気持ちの切り替えはあらゆる場面で必要となります。

  • ネガティブな感情に囚われているとき

  • 生活や仕事に変化があったとき(転職、引っ越しなど)

  • 失敗や挫折を経験したとき

  • やりたいことや目標が見えなくなったとき

  • 疲れやストレスで気力が湧かないとき

  • 相手の感情に自分が振り回されていると感じるとき

  • 生活リズムが乱れていると感じたとき…等々

この記事では、気持ちの切り替える方法をいくつか紹介します。

気持ちを切り替える方法

1.五感活用法(必要時間3分)

五感とは、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の5つの感覚を指します。
この方法はACT理論をベースに、気持ちと距離を置いて、「今」に意識を向ける方法です。

藤田先生が紹介してくれた3×3ワークも似ているので、おそらく同じ理論から構築された手法だと考えられます。

<やり方>
視覚:今、見えているものを5つ、言い出す。
聴覚:今、聞こえている音を4つ、言い出す。
触覚:今、体が環境や物に触っている感覚を3つ、言い出す。
嗅覚:今、鼻から感じられるにおいを2つ、言い出す。
味覚:今、口の中にする味を1つ、言い出す。

最後に:体を少し動かしながら、周りを留意し、今どこに、誰と、何をしているかを、言い出す。

2.座禅、瞑想(必要時間15~30分)

座禅や瞑想は、心を落ち着けて気持ちを切り替える効果的な方法です。以下に、具体的な方法とそのポイントを説明します。

<静かな場所を選ぶ>
雑音や邪魔が入らない場所を確保します。部屋の一角でも、自然の中でも構いません。

<座り方を整える>
座禅の場合は、床に座布団やクッションを敷いて、楽な姿勢を取ります(半跏趺坐や正座でもOK)。

椅子に座ってもよいです。背筋を伸ばし、両手を膝の上または丹田(お腹のあたり)に軽く置きます。

<呼吸を整える>
鼻からゆっくり息を吸い、口からゆっくり吐きます。
吸うときに「新しい空気を取り込む」、吐くときに「ストレスや雑念を手放す」と意識すると効果的です。

呼吸を深く、一定のリズムで繰り返します。
「吸う:4秒」「止める:4秒」「吐く:8秒」など、簡単なカウントを心の中で数えると集中しやすくなります。長く、ゆっくり吐くことに意識を向けましょう。

<意識を現在に向ける>

  • 雑念を受け流す
    思考が浮かんでも、それに執着せず、「流れていく雲」のように眺めます。批判したり、考え続けたりしないのがポイントです。

  • 身体の感覚に集中する
    お腹が動く感覚、空気が鼻を通る感覚など、身体の小さな変化を観察します。

  • 数息観(すうそくかん)を試す
    呼吸に合わせて1から10まで数を数えます。10に到達したらまた1に戻ります。雑念が入ったら最初からやり直します。

3.10秒でできる気持ちの切り替え方

たまには忙しすぎて、それどころじゃないというときもあります。その際には、以下のいずれかの方法を試してみてください。

  • ゆっくり深呼吸をする

  • 笑顔を作る

  • 背筋を伸ばす

  • 身近な物を触って感覚をリセットする

短い時間で切り替えるには、これらを「いつでもできる習慣」にしておくのがポイントです。特に深呼吸はどんな場所でも実践しやすいのでおすすめです。

気持ちが落ち込んだ時には、この記事を思い出して、一つでもやってみてください。

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