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コーチングの3ヶ月チャレンジ≪12日目≫~メンターの視点で自分を変える!魔法のセルフコーチング~
3ヶ月チャレンジの第12日目。
今日のテーマは「メンターの視点で、セルフコーチングを行う」です。
悩み事があるときに誰に相談しますか?友人?家族?それとも…自分自身?
自分自身に問いかけることは、問題解決への第一歩ですが、時に視野が狭まり、堂々巡りになってしまうこともあります。そんな時、強力な助っ人となるのが「メンター」です。しかし、誰でも気軽に相談できるメンターがいるとは限りません。
そこで今回は、自分の中に眠る答えを引き出す、魔法のセルフコーチング術をご紹介します。それは、メンターの視点から自分へアドバイスするという方法です。
この方法は藤田先生の「3人のメンターからアドバイスをもらう」ワークをもっと簡単にできるようにシンプル化したものになります。実際私自身もよく使っている方法です。
1.なぜメンターの視点が効果的なのか?
悩みに直面した時、私たちは「自分」という狭い枠の中に閉じ込められがちです。自分の経験、知識、価値観…これらは時に思考の足かせとなり、柔軟な発想を阻害します。
しかし、尊敬するメンターの視点を取り入れることで、この枠が大きく広がります。メンターは、私たちとは異なる経験、知識、価値観を持っています。彼らの視点を通して物事を見ることで、今まで気づかなかった可能性、解決策が見えてくるのです。
まるで、高い山に登って景色を一望するような感覚です。今まで見えなかった道筋、新たな地平が目の前に広がるでしょう。
2.セルフコーチング実践:メンターになりきって、自分と対話しよう!
メンターの視点を取り入れるセルフコーチングは、想像力と少しの演劇的要素を加えることで、驚くほど効果を発揮します。
1) メンターを選ぶ
まずは、メンターとなる人物を選びましょう。尊敬する人物、憧れのキャラクター、歴史上の人物、架空の存在…誰でも構いません。重要なのは、自分がその人の考え方、価値観に共感し、尊敬できるかどうかです。
複数メンターで多角的な視点を得る
メンターは一人である必要はありません。複数のメンターを持つことで、多角的な視点を得ることができます。仕事、人間関係、健康…それぞれの分野でメンターを設定し、悩みに合わせて最適なアドバイスを求めましょう。
例えば、仕事に関する悩みなら尊敬する上司、人間関係の悩みなら親友、創造的なアイデアが欲しいなら尊敬するアーティストなど、状況に応じて最適なメンターを選びましょう。
2) メンターになりきる
次に、選んだメンターになりきることが重要です。彼らの話し方、考え方、価値観を想像し、まるで自分がその人になったかのように振る舞ってみましょう。
・メンターはどんな口調で話すでしょうか?
・どんなジェスチャーをするでしょうか?
・どんな言葉を使うでしょうか?
メンターになりきって、鏡の前で話してみるのも効果的です。
3) 自分自身に問いかける
メンターになりきったら、今の自分に問いかけてみましょう。
具体的な例を挙げると、「プレゼンで緊張してしまう…」と悩んでいるとします。もし、あなたのメンターだったら、あなたにどんな言葉をかけるでしょうか?
ここで私の上司を仮にメンターとするなら、「しょうもな~、もっと深刻な問題だと思った。(笑)」と冗談を言ってくれるかもしれません。
4) メンターの言葉を解釈する
メンターからの言葉をただ受け取るだけでなく、その言葉の裏にある真意、メッセージを読み解くことが重要です。
「しょうもな~」という一見突き放したような言葉の裏には、「大したことじゃない」「緊張する必要ない」「もっと気楽にやれ」というメッセージが隠されています。
5) 行動を変える
メンターの言葉を受け止め、具体的な行動に移しましょう。もしくは、メンターからの言葉を受けた後、気づいたことや心の変化などを書き出してみましょう。
3.まとめ:自分の中に眠る答えを引き出そう!
このセルフコーチング法は、自分の中にある答えを引き出すための強力なツールです。メンターの視点を取り入れることで、思考の枠が広がり、新たな発想が生まれやすくなります。自分の中に眠る潜在能力が解き放たれるのを感じるでしょう。