思いあがりと逃げたい気持ち 逃げないけど
※マイナスな気持ちを書いています。
はじまる、はじまる。
新しい仕事が。
ひとつめに応募したところで拾ってもらえて、最小限の就職活動だったことがありがたい。
二次面接でやっつけられた。
にこやかな方だったし、褒めてくださったこともあったけど、なんだか怖かった。
わたしのこれまでの働き方や生き方もあまりお好みではなかったような印象がした。
途中から、もうあかんわ。早よ帰りたい。と変な汗をかいていた。
終わったらランチしようと思っていたけれど、そんな気持ちになれず、とぼとぼと帰宅。
落ちた…と思ったし、何よりも面接において落ちるよりもショックなことがあるということにしょんぼりしまくった。
その2日後、採用のメールが。
しかも配属が募集されていたところじゃない。
なんで。怖い。
これまで本気で挑んだ面接に落ちたことがない。準備が苦手で、素の状態で望むことが多かったけれど、ざっくばらんな雰囲気のところばかりだったこともあり、話すことが意外とウケて面接の最後には、採用が決まってきた。
なのでこんなにもハラハラしたり、落ち込んだりしたのが初めてで、かなり消耗してしまっている。(現在形)
思い上がっていたんだなぁ、わたし。恥ずかしい。
ということに気づかせてくれて、反省する機会をくれたんだな、感謝しなきゃと思っているのは本当だけど、まだちょっとドキドキしているー。
前職で希望退職の話が囁かれはじめた頃から、辞めたらあそこに行こうと思ってた会社に受かったのに、やったー!というテンションでもなく。
そんな気持ちでいるところ、送られてきた資料の量にびっくりしているし、ぴっちりと制服の着方が決まっていることも、おおぅ…とめんどくさがっている。
大好きだったあの場所以外で働くこととか、また全部が1からだっていうこととか、不安でぐずぐず言ってるんだろうなって思う。幼稚いな、あんた。
働くよって、ほんでこんな気持ちなんだよって、前職の同僚(現友達たち)に報告しつつちょっと弱音を言ったら、お花持ってお祝いに来てくれたり、『一緒に働いてきた仲間の一人としては、きいろなら大丈夫と思わずにいられないよ!』と泣かせてきたり。
少し前に会った時、すでに就職して新しい仕事の話をしてた1人はとてもキラキラして見えた。
なので、『最初の数日は淋しくてトイレで泣きそうになってた』と、わたしの弱音を聞いて話してくれた時はわたしも泣きそうになった。
みんなそんな風に不安で、それでもこうやって生きていくんだよね。
持ち物を指差し確認し、制服一式にアイロンをかけ、起きる時間や乗る電車のチェックもした。
母が
『きょうは早く寝るんやで。明日は早い目に家出てな、急いだらろくな事ないからね。いい人ばっかりやとええなあ。』
と言う。
このメンバーだからいろんなことがスムーズに進む。それぞれの得意が花開いている。楽しい。
いつかまた、そんな風に思えるチームの一員になりたいな。
カイザーのレモンパイを食べて気合いを入れました。ハイ!