専業旅婦飯38〜28年ぶりのネパール18日目(1)
KathmanduからBohdanathへ
今日はカトマンドゥから少し郊外のボダナートに移動する。
だからしばらく市内の中心とはおさらばなので、またダルバール広場までの道を歩く。
いつも人だかりができていた(行列にはならない、順不同な人だかりなのがこっちらしい) MITHO LASSI の小さな店先で、今日こそラッシーを注文してみた。
MITHOはおいしいという意味だから、微笑ましい。
スモール50ルピー それが見出し画像のそれ。
いつも多くの人が店先で飲んでいるのがわかった。ナッツやドライフルーツを散らして渡されたラッシーは贅沢な美味しさだ。
実は朝食は昨日同様ビュッフェ形式。今日はチキンソーセージがまだキッチンにあるから盛り付けて持ってきてあげると言われ、他のものも昨日より更に山盛りにされてつい平らげたのだ。
だから昼はちゃんとしたご飯はパスして、このラッシーとケーキで代用しよう。
3日目にも行った老舗カフェ Snow Manを再び訪れる。外にあるケーキからアップルクランブルを選ぶ。
相変わらず地元の若い子でいっぱいで、そしてカントリー風のケーキはザラメがザクっとしておいしい。
ボダナートは連れ合いと共に4日目に訪れていたが、チベット仏教の巨大なストゥーパ(仏塔)を朝に晩にぐるぐる回って最後の何日かを過ごそうと思ったからだ。
加えてダサイン(ネパール最大の祭り)がある。
ダサインの時期に居合わせたことはないが、昔経験した人が
「あちこちでヤギや鶏の首が斬られて神様に生贄として捧げられるの見ちゃって大変だったよー」
と言うのを聞いたのもある。
ドゥリケルやパナウティで何頭ものヤギや水牛の群れを連れてるのを見て、
「カトマンドゥに連れて行ってダサインでカットされるんだよー」
と教わったのもある。
それがどの程度かもわからないし、肉食している身でいちいち昨今の日本のように「残酷だ」「可哀想」と言うつもりもないが、年のせいか鶏までは大丈夫でも哺乳類が断末魔の悲鳴をあげるのを聞くのはこたえそうに思うからだ。
とりわけヤギには子ども達共々小学校での飼育で関わった記憶があり、なついたり意地悪したりの生き物らしい交流があったので、運命を悟って鳴かれると、多分私はたまらない。
動物の血が捧げられるのはヒンドゥー寺院なので、ダサインのメインの日はチベット系の仏塔や寺院が中心のボダナートに居ようかな?と。
ラトナパークの近くからバスに乗り、Kathmandu Fun Parkという遊園地が見えたが、ゲートの近くに立っていたのはひどく不細工なミッキー似の別物ではなかったか?気のせいかもしれないけど。ああまで不細工だと別物認定なのか?
そう思っていたらその通りの続きの歩道に、ずらっとヤギが繋がれていた。おそらく100メートルにもわたって。
チベット仏教では仏塔の周りは
右回りなので、そのサークルから入ったところにあるホテルに行くためにとりあえず3/4周は廻る。
このチベットの右回りはとても感覚にフィットする仕組みで(仏塔やお寺の周りを一周すれば一回お経を唱えたことになり、更にそこに無数にあるマニ車をコロコロ右回りに回すと、中に入ってるお経を唱えたことになる)、とりあえず右回りで色んなところがほぐれて喜んでありがたくなる感じがする。
これから帰国の日までとりあえず何周も何周もしてしまうだろう。
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