過去の日記から
誰も
憎むことも恨むこともできない自分を
ただただ嫌になって
惨めになって
そんな弱くて情けない自分なんて
いなくなったらいいのにって。
毎日のように思ってた
この苦しみを誰かにわかってもらいたくて
それでも自分の気持ちを言葉になんてできなくて
ふと、気づいてしまった
一人だけ憎むことも恨むこともできる人がいたということを。
それは自分自身で
私は自分をもう一人作って
たくさん攻撃した
そうすることでしか逃げ道なんてなくて
嫌なこと、苦しいこと全部を
もう1人の自分のせいにした。
人を憎むくらいなら
自分を憎んだら良い
でも、そうしたら自分が
きっと死んでしまうから
もう1人の自分を憎んで
やり場のないこの思いを
全部その子に押しつけた。
でももう一人の私はとても
我慢強かった。
何度も攻撃しても
笑っていた。
今思えば、笑うしかできなかったのかもしれない
何度、手や足に傷跡を残しただろうか。
切っても、切っても
苦しくて、苦しくて
正直、この子のおかげで助かった
周りに迷惑や心配かけずに済んだから
でも、後になって自分のしたことを後悔することになる―