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「日本がアジアを目覚めさせた」 バングラデシュの研究家

「アジアはひとつ」そのことばが、アジアを服従の昏睡から目覚めさせた。

にほんの貢献は数えきれない。そのなかでもアジアを強欲な西洋諸国から解放したのは歴史的な大偉業だ。

著者
プロビール・ビカシュ・シャーカー氏
バングラデシュ出身、アジア自由民主連帯協議会理事


はじめに

バングラデシュ出身の著者は「日本が戦ってくれたからアジアが解放された」と語る。

受け継がれる意志

▼岡倉天心

江戸時代にうまれた思想家の岡倉天心。かれは「アジアはひとつ」というスローガンをかかげた。

当時のアジアは西洋の植民地。インドは1757年からずっとイギリスの植民地だ。たびたび起こる独立運動も圧倒的な武力につぶされる。

そんな時代に西洋と対等に戦える日本はアジアの希望。そして「アジアはひとつ」というメッセージが独立の戦士たちを目覚めさせた。

▼ヒバリ・ボース

インドの独立運動により、イギリスから指名手配され日本へ潜伏したヒバリ・ボース。日本は彼の活動に理解をしめしバックアップした。

▼チャンドラ・ボース

独立戦争の準備を進めたヒバリ・ボースだったが、激務がたたり病気になる。そんななか新たなリーダーとして選ばれたのがチャンドラ・ボース。かれは日本へ共闘を訴えた。

大東亜会議(だいとうあかいぎ)

日本が「アジアはひとつ」をスローガンに会議を開く。そこにはアジア各国の代表が参加。そしてアジアの独立、繁栄、共存が宣言される。これは人類初の有色人サミットだった。

共闘したインドと日本

タッグを組んだ日本とインドは、イギリス軍を相手にインパール作戦を決行するも敗北。ところがこの戦いをきっかけにインド国内て独立運動が活発化。ついに念願の独立を勝ち取る。さらにこの波はアジア全体に広がった。

まとめ

むかしのアジアは植民地だった。そんな時代に日本人が「アジアはひとつ」をかかげる。それにより独立の戦士が目を覚ました。

インド人の目線で大東亜戦争を分析すると大偉業である。さらに人種差別があたりまえの世界に対して、日本人が「人類平等」を宣言した度胸を見習いたい。

大東亜戦争のすばらしさを伝えてくれたシャーカー氏にお礼を申し上げます。


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