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今、なにかに苦しんでいる方へ

前回、はじめてのnoteを書いた後、何を書いていこうか悩みました。
正直な話、誰が見ているかもわからないし、多様性の時代でもあるし。
でも、こんな自分の経験でも誰かの心に届けばいいな、今苦しんでいる誰かが少しでもほっとしてもらえればいいなと考え、投稿します。

昨年、今年とプライベートでいろいろとあった中、
それでも何とか生きている。違う、生かされている。

さらに思い返してみると、中学の頃から凡人以下だった自分が、今も一応人並み?の生活をしています。

・深夜に酔っぱらってタクシーで帰り、車内に携帯電話を忘れる(ある土曜日)
→次の日、昼からの仕事に行けず、携帯電話をタクシー会社さんからピックアップした後に職場へ。当時の担当上司から案件から外されることを宣告される(ある日曜日)
・電話での対応があまりに稚拙で、雇用契約(アルバイト)を切られそうになる。
・コピーライティング・デザインを行う制作スタッフとして勤務するも、泣かず飛ばず。一緒に働く人、特に上司を恨み、飲んで愚痴る日々。
・クライアント先に謝罪訪問する朝、寝坊して遅刻。その後、課長・チーフから突き放された感じで厳しくお説教。
・出張取材の前日、別の出張で何も準備できず、新幹線の中で作成したやっつけ資料で乗り切る
(乗り切れていなかった気がしますが…)
・モチベーションが下がり、ライティングしたテキストの誤植連発。

上記はすべて、私の失敗談+ダメな話。
物事をちゃんと捉えられていないと思われても仕方ない、恥ずかしいエピソード。
勘違いしないでください、失敗自慢ではありません。
こんな人間でも、現在人並み?の生活を送れているということを言いたいだけです。
※もちろん、人並みに褒められていることもあります。

■一流ではない人生

大学在籍中はそこそこの大学(これも決して自慢ではありません)を出ていさえすれば、ある程度の人生を歩めると甘い考えを持っていました。

でも、人生はそんなに甘くはない。

新卒で入社した会社(そもそもその会社に入社するべきだったのかもわからない)を7ヶ月で退職。
その後、求人業界に転職するも、リーマンショックがあり一旦別の業界に行き、再び同じ業界に戻る。
「三歩進んで二歩下がる」ならまだしも、「二歩下がる」だけの時期もありました。
今いる業界には満足していますが、そこにたどり着くまで13年。

「転職は慎重に」なんてキャッチコピーもありましたが、それまでに6回も転職しています。
その点は、「諦めずに頑張ればなんとかなる」ということに尽きるとは思うのですが。
求人業界にいたので、「年齢」という壁は令和の時代になっても厳しいというのは重々理解しています。

■今やっている仕事は天職か

自分が行きたかった「業界」には行けたものの、
「本当にやりたかった仕事」はできていない今。
でも、あまりそのことを辛いと思うことは
以前に比べて薄れてきている気がします。

この感情はなんでしょうか?
― 諦め?妥協?待遇面の満足?

いずれも違う気がします。
それまでとは別に、大切にしたい価値観ができたからだと思っています。
現在まで付き合っている友人や一緒にいるパートナーの存在などもあるかもしれません。
どうしようもなかった私を受け入れてくれた方々には感謝の念を込めて。

かつての私は、仕事をしていく上で夢を抱いていました。
― 業界内で名を上げて、メディアなどに取り上げられる存在になりたい。

はい、ただのエゴです。承知しています。
でも、そんな鼻で笑われるような野望を抱いていた時期もあったんです。
今の私は無名でいいと考えています。そういう意思は薄れていますね。

■助けてくれるのは、結局「人」

私がこういう風に考えるようになったのも、すべて出会ってきた方々によるものだと思います。

上記の私の失敗談で伝えた時の登場人物は鮮明に思い出されます。
プライベートでの失敗・お説教された登場人物も鮮明に思い出されます。

こんな私でも諦めずに拾ってくれた方には、本当に感謝の気持ちしかありません。
昔は叱られたりして恨んでしまっていた方もいますが、それもすべて愛でしかないと。
よほど人に恨まれるようなことをしていなければ(現代社会からかけ離れたパワハラ気質の方は除く)、目をかけてくれるはずなのです。

最初ということで長くなってしまいました。
次回以降はもう少し手短に書いていこうかと思います。

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