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在宅フリーランスライターがワークスペースを整えたら結果がついてきた話
こんにちは。名古屋でフリーランスのライターをしているイトウユキコです。
今月は毎日note更新中。
年末なので今年のできごとを振り返っていたら、ワークスペースを整えたことを思い出しました。
ワークスペースを刷新した当時はまだ派遣9割、フリーランス1割くらいの働き方でしたが、いまではフリーランス10割に。
↓ダブルワークをしていた理由はこちら。
結果的に、仕事部屋ができたことは成果にも大きくつながったので、在宅のワークスペースの変化について振り返ってみます。
我が家の状況
コロナ禍以降、リモートワークの人も増えて家でのワークスペースを確保するのが大変という方も多いのではないでしょうか。
ちなみに当時の我が家の状況はこんな感じでした。
4LDKマンション
夫婦2人暮らし(夫婦それぞれにPCあり)
玄関付近に個室2部屋、廊下の先にLDK、リビング横に和室・洋室(引き戸で間仕切り)というファミリー向けマンションによくある間取り。
2人暮らしには十分な広さですが、元々夫が住んでいた家なので、簡単には家具の配置を変えられない状況でした。
個室①:夫のPC部屋
個室②:寝室
和室:服などの収納+客間
洋室:本棚・ピアノ
結婚後はリビング横の洋室にデスクを置く場所をなんとか確保。とりあえず作業スペースを固定化していました。
Before
インターネットが重い
1番の問題点は、玄関付近にあるルーターからデスクが遠く、ネットが重くて効率が悪すぎること。
玄関横にある夫のPCでは問題なかったのでルーターは問題なし。リビングに中継機を置くなど対処はしたけれど、あまり改善せず。
生活と干渉する
リビングダイニングの横なので、家族の夕食時や帰宅時などはオンラインミーティングと干渉。
家族のリラックスタイムを邪魔してしまうので、その都度寝室のベッドへ移動するなどPCとともに転々としていました。
収納が置けない
本棚とピアノが大きいので、自分の本棚が置けず、小さな棚から本が溢れ出すのもストレスに。
対策として、棚が一体型になったデスクや、本を厳選して小さいカラーボックスを置いていたものの、根本的な対処はできず。
↓こういうタイプ
仕方なく実家の本棚に持って行ったりもしたけれど、読みたいときにお気に入りの本がすぐに手に取れないのはかなりのストレスでした。
(既存の本棚には夫の本が詰まっているので場所がない)
After
交渉して個室②を仕事部屋にすることに決定。これまでの問題点と解決策を数ヶ月かけて切々と訴え続けた甲斐がありました…
業者さんにお願いして断捨離と家具移動もして、念願のmy本棚も購入!今年1番うれしかった買い物かもしれない。
夫婦それぞれのワークスペース+ベッドという空間で生活してみたら、眠りを妨げず、互いの生活リズムに気を遣うこともなく、快適&健康になるという思わぬ副産物も。
(自分がロングスリーパーかつ睡眠の質が悪いことをようやく自覚)
ネットが速い!!!
最大の問題点だった通信速度もルーターの近くにきたらすべて解決!いままでの苦労は一体…となるほどネットが速い!
作業効率も上がり、不要なストレスが減りました。
春以降はオンライン取材の仕事がぐんと増えたので本当に解決できてよかったです。
収納に困らない!
ずっと大容量の本棚が欲しくて無印のスタッキングシェルフを購入。
↓迷わず最大サイズのものを。なんとか1人で組み立てられました。
本以外にも書類や小物を入れる場所としても活用しているので大活躍です。
(本は厳選して手放したり、Kindleを使ったりもしてるけど、手元に残したいタイプの本がある)
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あとはプリンターやカメラなどの仕事道具を置いたり、壁面に有孔ボードをつけてタブレット置き場を作ったりしながらカスタム中。
あれこれカスタマイズするのは楽しい。いまは読書が捗る部屋にしたいなあと計画中。
生活リズムに合わせて仕事できる
お互いのワークスペースが確保された1番のメリットは、それぞれの生活のペースが乱されないこと。
朝型・フルタイム出勤の夫と、夜型・在宅ワーカーの私。なるべくリズムを合わせているけど、フリーランスの仕事は夜に打ち合わせが入ることもそれなりにあります。
さらに、当時は派遣先で働き、夕食を作った後で仕事というパターンも少なくなかったので、リビングでのテレビの音などで集中できないことも。
いまだと昼に仕事を終わらせれば良いだけですが…
パブリックスペースと個人の空間が整ったおかげで、お互いに自分のペースで仕事や自分の時間が使えているので、かなり快適になりました。(互いに1人の時間が欲しいタイプ)
まとめ:ワークスペースを整えたら結果がついてきた
ちょうどワークスペースを整えた後、新たなお仕事が増えたこともあり家で仕事をする時間も急増。
これまでの家の中を転々とするスタイルから、必要なものがまとまったワークスペースへと移ったことで作業効率も上がり、収入にも結果が表れるようになり、フリーランス一本化へ。
↓ちゃんと「稼ぐ」ことを意識するようになった話はこちらに書きました。
仕事道具や環境に投資することで「しっかりリターンを出そう」というモチベーションにつながったと思います。ベッドがあるので睡魔との戦いは必須。
とはいえ、限られた部屋数や家族構成などの状況によってはなかなか部屋を確保するのは難しい場合も多いとは思います。
個人的に、なぜ男性は書斎を持つことが珍しくないのに、女性のワークスペースってあまりないんだろう?と昔から疑問…。
パントリーとかウォークインクローゼットの一角の家事スペース=お母さん(主婦)の城、みたいなイメージがあるのですが、実際どうなんでしょうか?
家族と暮らしながら家の中に個人の空間を確保するのはなかなか課題が多そうな気もします。
今後とも心地よい生活と仕事の空間のバランスは考えていきたいです。