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【🍋ノスタルジーシリーズ#62】風物詩(前編)春☘️夏🌻やることリスト

私にはMy季節の風物詩がある。
これは小学生の頃からやってきたことで、また歳を重ねる毎に少しずつ風物詩は増えていった。

風物詩とは何か、って話なのだが、私のなかでの概念としては
『この季節にはこれをやる。これをやったら春だなぁ、夏だなぁ、とそれぞれの季節を感じる』
そのようなものである。

やらなくてはいけないわけではないが、やると嬉しい。
また今年もこの季節が巡ってきたのだな、と嬉しい気持ちになるから絶対やったほうがお得なのである。

○は小学生限定 
●は現在も続けていること、または大人になってからのもの

ではまず、春🌸☘️
●散歩をする
●春の匂いをかぐ
●野の花を摘む
●ピクニックをする
●m-floのcome again を聴く
●ピンクなど淡い色の春色コスメを買う
⚪︎ヘリコプター🚁の音を聴く
⚪︎下校を遠回りする

である。
昔は、晴れた日に散歩をしているとよく、上空にヘリコプター🚁が飛んでいた。
私の中では春が多かったように感じるのだが、あれはなぜだろう。
もしかしたら農薬散布かもしれないが、アナウンスのものもあったのでお店の宣伝であったと思いたい。
これとはまた別で、バルーンを出している店もよくあった。
電気屋などである。これを発見するのも楽しかった。

下校を遠回りする、こちらはまぁしょっちゅうやっていたのだが、ただただ家に帰りたくないだけである。
昔通っていた小学校は下校班などなく、自由に友達と帰っていた。完全下校の時間まで校庭で遊ぶこともあれば、遠くの友達の家まで下校に付き添って遠回りして帰ったりしていたのである。

自分の家は私にとってくつろげる場所ではなかったため、なるべく遅くに帰りたかった。
しかもこれはすずを巻きこんでいた。すず、すまん。
全然いーよーと言ってくれてはいたが、すずの家は居心地が良いので本当は帰りたかったかもしれないな、、と今になって思う。

私は帰宅してすぐ珠算塾、ぐらいの流れがよかったのだ。

●m-floのcome again を聴く、であるがこちらはちょうどテスティモ(という昔あったコスメ)のCMで流れており、即ファンになってアルバムを買った記憶がある。
その流れで春はウキウキするしコスメも新調するもの!という気分になるため、毎年ピエヌの淡いピンクや淡い紫のアイシャドウを購入していた。
(そこはテスティモじゃないんかい)

ちなみに口紅はクレージュのベージュが好きだったし、アイシャドウはブルジョワが1番好きでリピート買いしていた。
だが二つともいつの間にか市場から消えていた。悲しい。
高校時代はほぼプラウディアとピエヌとケイトで乗り切った。
コスメに関してはもっともっと書きたいことがたくさんあるので、また別の機会に。

ピクニック🧺や散歩、春の匂いを嗅ぐ、野の花を摘むはセットであるが、ここでいう野の花とは雑草である。

どこかの公園で、落ちた桜の花びらが美しかった。
カラスノエンドウのためのドレスみたい。
春の息吹を感じられるツクシ。
これはどこか行った時の写真、、多分、、
白と青のグラデーションが美しい
やさしい青。頑張って咲いたよって言ってる。

うちの庭には、ホトケノザだのナズナだのたんぽぽだのハルジオンだのカラスノエンドウだのと息子が幼稚園の頃にどこかから持ち帰ってきた草が根付いてしまい、勝手に咲くのでとりあえず春になると摘んで一輪挿しに挿してみたりする。
私は売り物の花にはあまり興味がないのだが、雑草は結構好きなのである。
小さくて可愛い色のものが多い。

真っ赤!ショッキングピンク!オレンジ!
などの、私を見て!って主張してくる花が少ないのが雑草の特徴である。
(勿論、売り物の花も頑張って咲いたのだし、美しいのは前提として、好みの問題なのだ)
寒い中頑張って咲いたのだな、と思うと愛おしい気持ちになるのである。

春のにおいは季節の中で1番いい匂いだなと思う。
柔らかい風のにおい。
二度と会えない柔らかくて優しい風が頬を撫でると、いかないでほしいな、って切なくなる。
それが春である。

次は夏🍉🌻
●カルピスを飲む(コップ重要)
●麦茶を飲む(コップ重要)
●ビーズ手芸をする
●ひんやりスイーツを作る
●おばけの出てくる何かを観る
●風鈴🎐を飾る
●お祭りに行く
●水色に透き通った何かがついたヘアアクセをつける
●ガラス細工を飾る(ミニチュアの動物)
●電車でお出かけ
⚪︎マニキュアを塗ってみたりする
⚪︎手帳のようなものを1冊買って夏休み日記を書く
⚪︎二重構造でなかに水?が入ったコップを冷やして氷コップを作り、麦茶を飲む

飲み物を飲むコップはかなり重要である。
カルピスはドット柄のコップで。(お中元のカルピス柄のイメージ!)
麦茶は笹の葉が描いてある、すりガラスコップで。
という自分なりのルールがあった。

ちなみにこの変な癖も息子が受け継いでしまい、ファンタのグレープ味🍇を飲む際にわざわざワイングラスを出してきて飲む。
しかもワインを飲む人のようにグラスを回したりしている。恥ずかしくないのだろうか。
(人のこと言えない)

現在、ドット柄コップも笹の葉柄コップも今の家にはないので #アデリアレトロ のグラスで飲む、としている。

ビーズ手芸は小4からずっと続けており、夏になるとどうしてもやらないといけない気持ちになる。
これをしないと夏が始まらない!ような気さえしてくる。

このような感じである。
暇人でしょ笑
作るだけ作ったのに職場が8ミリ以下のピアスしか
ダメなので全く出番のないピアスたち。

動物のガラス細工を飾ったり、透き通った水色の何かがついたヘアアクセをつける、風鈴を飾る、などなんとなく私にとっての夏🟰涼しげな透き通ったなにかを飾って愉しむ、的なイメージのようである。

まぁ、春夏秋冬季節に限らず、私は透き通ったなにかが大好きなのである。
ビー玉やおはじき。栄養ドリンクの瓶。ビーズのアクセサリー。
光に翳して見たり、電気に翳して見たり、寝転んで目の近くで中をよーく観察したりする。
すると自分がガラスの世界に入ったような気持ちになる。
ガラスの世界は何もかもが透き通って光を浴びてさらに輝き、それはそれは美しい。
現実逃避させてくれる美しさがある。

息子が昔ハマって瓶に作った(?)
水で膨らむなんかよくわかんない
ポリマー樹脂??みたいなジェリーボール
光に翳すと美しい
カフェのライト
天からの光が差し込んで美しい

次に、おばけの出てくるなにかを観る、は特に涼を求めているわけではなく、夏🟰ホラー!なイメージがあるためだ。
中学の頃、夏休みでも部活があったが、とにかく早く帰りたかった。
なぜなら、みのもんたの番組で【あなたの知らない世界】というホラーコーナーが夏休み限定でやるからである。
私は怖がりの見たがりなのだ。
観たら観たで脳裏に焼きついて離れないため、シャンプーする時など何度も後ろを振り返ったりして大変だった。
なら観なければ良いのに、、と思うのだが、観たい欲を抑えられない。

だが、なぜかこの【夏にホラーを観る】というのがいつしか本当にダメになってしまい、20歳以降から数年前までずっと観ずに過ごしてきた。
(本は平気なので、本は毎年読んでいた)

再開したのは2018年頃。
お盆に旦那の実家に行くと甥と姪が無理矢理録画したホラー番組を立て続けにみせてきた。
最初は嫌だぁぁと言って目をつぶっていたのだが、甥姪がそれを面白がってどうにかして無理矢理にでもみせてくるうちに夏休みのワクワク感を思い出してきてしまったのだ。

さらにその時期に、友人がNetflixやAmazon primeのホラー映画をどんどんお勧めしてきたので、観ているうちに耐性がついてしまった。
なんならもっと観たい、、、!怖いけど観たい、、!と、あの頃の自分が蘇ってしまったのである。
ちなみに家族では私しか観ない。
ホラー観るやつ頭おかしいぐらいの勢いで嫌われている笑
みんなを道連れにしようとすると全員二階へ上がってしまうため、しぶしぶ真夜中に1人で観ている。
怖さ倍増。
毛布かぶって、怖すぎるシーンは薄目して。
じゃあ観るなよって感じ。
(無理無理、私の好奇心はとめられない)

ところで!
⚪︎の【手帳のようなものを一冊買って夏休み日記を書く】なのであるが、この手帳をずっっと探している。
そもそも、これを記事にしたくてnoteを始めたのだ。
私のくだらないがめいっぱい詰まった手帳なのである。
どこにしまったんだろう、、、

発端は、小3か4の頃に行ったスーパーで、よし、なんか夏休みらしいこと始めよう!
って気持ちになり手帳サイズのノートを一冊買ったのだ。
そこに日記を書き始めたのだが飽きっぽい私は数日でおわり、他には絵を描いたりメモしたりと、くだらない最高の一冊が出来上がったのだ。

でもそこには、私がもう二度と生み出すことの出来ないアイデアがたくさん詰まった、自分の原点のノートであるような気がするのだ。

いつだって、自分が何かを始めるのは夏であったように思う。
夏になると活力がわいてくるのだ。
時間も無限にあるような気がして、ワクワクして眠れなかった。(元々眠れない女だったけどね!)

そんな小学生の頃を思い出して、生きることにもっとワクワク出来る自分でありたいと思う。
ワクワクすることがたくさんある方が、お得な人生だ。
この世に生を受けたからには、クヨクヨする時間が多いより、ワクワクする時間に割きたい。
有限だからこそ、愉しむことに全力を注ぎたい。

そんな自分であれ。

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