【📕本の紹介#7】児童書大好き中編。冨安陽子/かこさとし/角野栄子/寺村輝夫/森絵都。5人の日本人作家さん

こちらリクエストがありましたので(本当にありがとう！)中編です。
本当は後編になる予定でしたが、そういえば私には好きすぎる海外の児童文学作品もたくさんあるなぁと思って。で、中編に笑
しかも、日本人作家さんもここに書き切れないぐらいもっともっといるのですよ。
まぁそれはおいおい紹介していけばいっか。

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まず絶対上位に来る大好きな作品。
#クヌギ林のザワザワ荘 #冨安陽子 　さん
やまんばあさんシリーズの作者さん。
こちらの本、内容も去ることながら装丁が極上。

ツルツルすべすべした触り心地の良い装丁。
淡いカラーで描かれた、ザワザワ荘と住民の
パーティー。
どこか帰りたくなる、胸を突く郷愁。
私もザワザワ荘に住みたいな。

このお話は、研究者の矢鳴先生がアパートを追い出されるところから始まる。
猫股不動産に紹介されたザワザワ荘は、ちょっと不思議な住人が集まるアパート。
不思議な住人たちは人間じゃないのです。
そんな住人たちと矢鳴先生が少しずつ仲を深めてゆき、、、住人たちとの心温まるお話。
読後はちょっぴり寂しい、、、
柏葉幸子さんや立原えりかさんの作風にも似ている気がする
好きな方はぜひ読んでほしい！

森生まれじゃないけど森に還りたくなるお話。

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はい、次。
#かこさとし 　さん。
かこさとしさんも好きすぎるぅぅ。
もちろん、みんなお馴染み #からすのパンやさん
大好き！
パンが見開き1ページにたっくさん載っているところなんて、ワクワク以外のなにものでもないよね。
今にもパンの香りがただよってきそう。

そういえば思い出した。私は四季を感じる描写がある本が大好きだと先日申し上げたが、これに加えて『幸せな食卓や美味しい食べ物が出てくる本』というのもかなり大事なのだと思った。

パンが美味しそうな絵本なんて、絵本ごと食べたくなっちゃう。(は？

かこさとしさんの絵本は、他にも
#どろぼうがっこう
#わっしょいわっしょいぶんぶんぶん
#にんじんばたけのパピプペポ
や、だるまちゃんシリーズなどがある。
どれも面白い！
(私はだるまちゃんシリーズが一番すき)
ちなみに、わっしょいわっしょいぶんぶんぶんに関しては、急に最後、街中みんなで踊り出すのでぜひ見て欲しい。
結構読者置いてかれがちエンドである。
だが楽しそうなのだ。仲間に入りたいなぁ、と思ってしまう。
それがかこさとしワールドなのである。

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はい次
#角野栄子 　さん。
有名なのは   #魔女の宅急便 #おばけのアッチ
シリーズ！可愛い。
一年生、入学したばかりの頃、初めて図書室で借りた本がおばけのアッチシリーズであった。
アッチとえっちゃんのほのぼのした感じや料理風景が楽しくて、次から次へと借りていった。
まだ読みたい！と、のめり込める作風なのが角野栄子先生の強みである。
小学校低学年にはぜひ読んでほしい。
本に親しむきっかけとなると思う。

ある時期、学校図書室にも8年間ぐらい司書としていたのだが予算が多い学校ではおばけのアッチを全巻揃えてみたりもした。
とにかくそれぐらいおすすめである。
教科書にも載ったらいいのにな。

さっきWikipedia見てきたら、まさかの
#のびのびノンちゃん 　も、角野栄子先生の作品であることが判明した。ビックリ。
朝の教育テレビでやってた、道徳の時間にも観たあれである。(みんなも観たかい？)
なぜかあまりない、アライグマの女の子が主人公である。
主人公にアライグマってなかなか選ばないよなぁ。
あと、自分だったらアライグマは男の子設定。しかもちょっときかんぼうみたいな。

でも後継番組の #ざわざわ森のがんこちゃん
なんて主人公のがんこはピンク色の恐竜だしな、、、
(作者は末吉暁子さん)

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はい次
#寺村輝夫 　さん！
王様シリーズが大好きだよ。
たまご好きなわがままな主人公なんて、設定がもう最高！
私結構、わがままとか意地悪なキャラ好きで。
なんだろ、物語を面白くさせてくれるヒール役みたいな。(王さまは主人公だけど
だからわりと、ちいかわに出てくるモモンガも好きだし、購入したぬいぐるみには度々いばりんぼう設定みたいなキャラクター1人はいてもらってる。
(いてもらってるって何🫣)

昨年購入したケアベアのお友達のペンギンみたいなやつ。
この子はきかんぼう設定👍
今見つからなくて、買った日の写真しかなかった。コスメまで一緒に写ってて草

だいすき、王さまシリーズ。

この王さま、たまごがだーいすきで、わがままで、子供みたいで本当に可愛い。
不思議な出来事に巻き込まれる率が高いのもまた面白い。

寺村輝夫作品だとわかったさんシリーズ、こまったさんシリーズ、かいぞくポケットシリーズも楽しい！

#わかったさん 　シリーズ懐かしい。
(寺村輝夫先生亡き後、挿し絵の永井郁子先生が話も受け継ぎ、今年の秋にわかったさんのスイートポテトを出版されています。感動！
今までのと版型が微妙〜に違うんだけどあれはなぜ。
同じ大きさで揃えてほしかった🥹)

五年生の頃、先生に頼んで巻末のレシピページをコピーしてもらったりしていたなぁ。
お菓子づくりが好きになったのは間違いなくわかったさんシリーズのおかげ。

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最後に！
#森絵都 　さん。
森絵都さんの本は児童書も一般書も面白いが、特にオススメは
#カラフル #つきのふね #宇宙のみなしご
#リズム
ですかね。
カラフルは好きすぎて3冊所持していることがついこの間の写真で判明した。
(なおハードカバーは持ってること忘れて2冊目買った模様)

中学生あたりが読むと、特に胸に響くと思う。
森絵都先生の紡ぐ言葉は、物語は、どれもが温かく、心にじんわり染み渡る。

思春期特有の悩みだったり、いざこざだったり。
私もこの作品に早く出会いたかったよ！
(私が出会ったのは高校生)

小学生　中学生　高校生、、、
大人になる過程で、みんな誰しも何かの壁にぶつかる。
大人からしたら取るに足らないちっぽけな悩みに思えるかもしれない。
けれど、彼らにとっては、今自分たちの生きているコミュニティが人生の全てなのであって、そこで起きた悩みというのは、もう本当に、とてつもなく、、広く大きく深いのである。

そこで落ちるところまで落ちてしまったら。
這い上がるのは困難を極めるのである。
不登校になる児童が多いのも本当によく分かるのである。

引っ張りあげてくれる存在が。希望になる強い光が。
支えになる大きな何かが。
、、、なければ、二度と戻ってこられないであろう、と思うのだ。

そんな時は、本を支えにしてもらいたい。
私がそうしてきたように、本には人を支える力がある。
悩み解決のヒントもあるし、解決にいたらなくても、物語はいつでもただそばに、寄り添ってくれる。

それは太陽のように強い光ではないし、太陽の光を受けて静かに輝く月のような存在だけれども。
でも、それは確かに、自分の心を照らしてくれる存在なのである。

そうして、自分もそんな光のような存在でありたいと切に願うのだ。
、、、というのは烏滸がましいけれど、小学校勤務の間はそのように心がけて毎日を過ごしてきた。

少しでもたくさんの児童が笑顔でいられますように。

子どもたちの笑顔って、本当に何よりもこちらの生きる活力となる。逆に元気もらってた、みたいな。

そんなお話。後編も時間かかるけどそのうち書きます。

ではまた。
風邪なのに数時間書き続けたら力尽きた。
とりあえず寝よう笑

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#エッセイ #昭和 #平成 #レトロ #スキしてみて