親の行動力が広げる子どもの世界
毎週、毎月、定期的にやってくる休日をどう過ごす?
子どもたちの保育園や学校がない休日の子どもたちの過ごし方は、
特に子どもが小さい頃は、
親がその休日をどのように過ごすかに依存します。
もちろん、子どもたちがあれしたい!これしたい!と親に意見を言うことは出来ますが、
子どもたち一人で出かけるわけにもいかないので、
結局親がその意見を受け入れて子どもたちの行きたい場所に連れて行ってくれないと子どもたちはなかなか身動きが取れませんよね。
我が家では毎週やってくる土日をどのように過ごすかを、子どもの意見を聞きながら実現可能性が高いものは出来る限り子どもの意見を取り入れつつ、
出来る限り親よがりにならないように、子どもがやりたいことを優先して休日の過ごし方を決めるようにしています。
今日は休日の過ごし方から見えて来る、親の行動力と子どもの世界、視野の広がりについて書いてみたいと思います。
親が過ごすように子どもも時間を過ごす
子は親の鏡とはよく言いますが、
親が休日をテレビを観てスマホをやって、ダラダラ〜と過ごしてたら、
当然子どものその姿を見て成長していきますから、
休日はこんな風に過ごすものなんだ!とう世界観で成長していきますね。
もちろん、色んな家庭の子育て方針がありますから、それでも良い!という考えもありますが、もし子どもがある程度大きくなってきた時に、
「休みの日だからってTVばっかり観てないで!」
「休みの日はスマホばっかりいじってる…」
と思ったり、言いたくなかったら、
せめて子どもの見ている時間には、子どもの模範となる時間の過ごし方をしたいですね。
(これは、私自身へのメッセージでもあります。)
子育ては、先を見据えて今取るべき行動を考えていくことが重要と私は考えており、
その意味で、
休日を中心とした、子どもとの過ごし方一つをとっても、私たち親が将来を見据えて選択し、行動していくことが大事だと思っています。
つまり、
先々の子どもの姿をイメージした時に、
休日の過ごし方として
例えばですが、
•外で思い切り遊ぶ
•平日に読めない本をたくさん読む
•平日が楽になるよう土日に宿題やお勉強をある程度終わらせちゃう
•料理を作る
•色んな人(お友達)と交流する
etc…
家でTVやゲームでずっと過ごすことより、上記のような過ごし方をすることを理想とするのであれば、それが当たり前となる価値観を作っていけるよう、親が上記のような休日を子どもと一緒に過ごせるよう、一定の努力をすることが大事だと思っています。
親の行動力が子どもの世界を広げていく
もちろん、たまの休日に家族みんなで家で何もせずゆーっくり過ごす日もあって良いと思います。
でも、コンスタントにやってくる休日。
親にとっては子どもたちと過ごせる貴重な時間。
子どもたちにとっては、成長していくための貴重な日々の学びと経験の時間。
元来好奇心旺盛な子どもたち。
成長していくためにたくさんの新しい世界を見てみたい、経験したい、と思っています。
平日は仕事で忙しく、ようやく休める休日に子どものために時間を費やして過ごすなんて…
と思うこともあるかもしれませんが、子どもが一緒に休日を過ごしてくれる期間なんて子育ての期間からするとほんの一瞬。
そんな人生の一瞬の時間は、子どもたちを色んな所に連れて行ってあげて、経験をさせてあげることに私は使ってあげたいなと思っています。
必ずしも遠くに旅行したりする必要はなく、
近くの図書館で本を読む、美術館に行く、いつもとは違う公園に行く、博物館に行く、遊園地に行く、大人が集まるパーティーなどに連れて行く(企画して子どもを同席させる)などなど…
親の行動力があればある程、子どもの世界は広がります。
毎週自分でやるのがしんどければ、旦那さんや親と役割分担したり、思い切って外に委託しても良いと思います。
いやむしろ、周りの色んな人に協力を求めるべきだと思っています。
また、「もう良い案が浮かばない〜」という時は、我が家は図書館や児童館に行って、区の企画する無料イベントの案内チラシを片っ端から確認して、子どもが興味のありそうなものを聞いて申し込みをしたり、(調べてみると意外にたくさんの無料イベントがあります)
家でいつもとは違う料理を一から手作りしてみたり(最近我が家は、夫がうどん作りにハマっているので、それを子どもと一緒にやったりしています)、
最近あまり会っていなかった子どもの友達の親に連絡して遊ぶ約束をしてみたり…
どうしても幼少期は親の行動力に子どもの活動範囲が左右されがち。
だからこそ、日々大変ではありますが、私たち親としては子どものために、頑張って休日の過ごし方のバリエーションを増やしたいものです。