いつの間にか跳び箱が8段跳べるようになっていた息子
お友達の進度の早さが気になってしまうこともあった
今6歳になったばかりの息子は、
3歳から体操教室に通っています。
教室で練習する種目は、
跳び箱、マット、鉄棒、トランポリンをメインに、その他、縄跳びなどもやっています。
通い始めたばかりの頃は、
当日通っていた園のお友達と一緒に通い始めたので、
お友達何人かと体操のクラスが一緒でした。
(今はお友達はみんな辞めてしまったので、息子は一人で通っています。ちなみに、少しずつ体操教室でもお友達が出来てはいるようです。)
ですので、
体操レッスンを日々観覧していると、
お友達と息子の進度の差が気になってしまいがちでした。
例えば、
「〇〇ちゃんはもう跳び箱が跳べるのに、息子は出来ない…」
といったこと。
「いやいや気にしない!」
と思っていても、ママ友との話題で、
「〇〇ちゃんはもう〇〇が出来てすごくない?」
といった会話になりがちだったので、
気にしない、気にしない、と思っていても、
ついつい周りのお友達との進度の差を意識してしまうことがあったりしました。
周りと比べてどうかではなくて、子ども本人を見てあげたい!
これは私の中の反省ですが、
子育てにおいて、
周りの子と比べてどうか、ということではなく、
その子自身を見てあげることはすごく大事ですよね。
比べてもキリがない。
(以前の記事、『周りと比べない子育て』でも書きました。)
ですので私は、
息子は息子!
と、
本人には周りの子と比べてどうか、
ではなく、
息子が頑張っていることにフォーカスして、
そのことを「今日も〇〇の練習頑張ってたね!〇〇が出来てたね!かっこよかった!」などと息子に伝えるようにしました。
親が周りと比較するから、
子ども自身も気になっちゃう。
他者との比較の中でしか自分の価値を見出せなくなっちゃう。
そうではなくて、
僕は今こんなこと出来るんだ!頑張ってるんだ!
という、自分自身のことに意識を向けられるようになって欲しい、そんな風に今は思っています。
もちろん、適度な周りからの刺激は大事だと思います。
でもそれを、
「〇〇ちゃんはもう跳び箱もたくさん跳べてすごいね。もっと頑張ったら?」などと子どもに声掛けしてしまうと、
「お母さんは僕を見てくれてない…確かに〇〇ちゃんに比べてどうせ僕は出来ないし…」という感情が生まれがち。
「すごい!僕ももっと頑張ってみる!」と前向きな刺激として子ども自身が受け止められるようになるよう、
私たち親の言葉がけは工夫したいものてす。
焦らない、待つ、比べない、子育て
そうして、
一緒に始めたお友達はみんな辞めてしまったけれど、
息子は体操教室を辞めることなく、
現時点では2年半ほど続けています。
すると先日息子がとても嬉しそうに私に報告をしてきました。
「ママ、僕体操のクラスが一個上に上がったよ!もう逆上がりも出来るし、跳び箱も8段跳べるし、側転も出来る。縄跳びもたくさん跳べるよ!」
と。
「えーーー!いつの間に!」
特に、跳び箱はつい最近まで、一人で跳ぶことがほとんど出来ていなかった記憶なのに。
私もびっくり。
たしかに最近、私もなかなか時間がなく、体操のクラスをゆっくり観覧出来ていなかった。
でもその短期間に息子は驚くほど体操が上達していたようでした。
先生からも、
「〇〇くん、クラスが上に上がってとても嬉しそうですよ!」と報告を受けました。
ここで改めて私が感じたことは、
子育てにおいて親が覚えておくべきことは、
•焦らない(それぞれその子のペースがある)
•子どもが自分自身の出来ること、すごいことに意識と自信を持てるようにする声かけ
•周りと比べない
•待てる心の余裕を親が持つ
だと感じました。
比べてしまうから、子育てが辛く感じたりしてしまうのかもしれませんね。
最近の息子の口癖は、
「まぁいいじゃん!」
なのですが、
私自身も、
「まぁいいじゃん!」と思える子育てにおける心の余裕をこれからも大切にしたいです。